「なぜゲームは軽んじられてしまうのか」という疑問から始まった研究について

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日時:
1970年01月01日(木)
形式: インタラクティブ
受講スキル:
ゲームをひとつのメディアとして捉える視点や意見<br /> エンターテイメントで社会を変えたいという意識
受講者が得られるであろう知見:
ゲームやリテラシーという概念に対しての一つの方向性
セッションの内容

本セッションでは「なぜゲームは軽んじられてしまうのか」という疑問から始まった研究について、その研究過程と現在までの研究結果について発表する。
ゲームについての言説に疑問を持った私は、ゲームを取り巻く社会や人の捉え方について考えるため、「ゲームリテラシー」 や「メディアリテラシー」といった概念に着目した。そしてリテラシーの構築を促すために、情報環境を利用できるのではないかという仮説を立てた。
また、実際にユーザーがゲームをどのように捉えているのかを知るために、ゲームに対する意識調査を行った。これらから得た知見を報告する。今後、ゲームをどう捉え、どのように付き合っていくかについて、是非皆様と議論したい。


講演資料

  • CEDEC2k11matsuki02.pdf
  • CEDEC2k11poster_matsuki.pdf

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講演者プロフィール

松木 裕作

松木 裕作
所属 : 公立はこだて未来大学大学院
役職 : システム情報科学研究科 メディアデザイン領域<br/>修士2年

松原仁研究室所属



大学4年時から、デジタルゲームを取り巻く社会や人について、ゲームリテラシーや情報環境の利用という観点から研究を行っています。



◆過去の講演

日本デジタルゲーム学会2010年年次大会にて

「ゲームリテラシーの概念の分析と新しい視点の提案」というタイトルで発表させて頂きました。


《講師からのメッセージ》


CEDEC三度目の参加にして、初めて講演者側に立つという貴重な機会を得ることができ、とても嬉しいです。




担当教員である松原仁教授をはじめ、学会で意見を下さった方々、去年のCEDECでお話を聞いて下さった方々に感謝致します。

松原 仁

松原 仁
所属 : 公立はこだて未来大学
役職 : 複雑系知能学科<br/>教授

1986年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了.

同年通産省工業技術院電子技術総合研究所入所.

2000年公立はこだて未来大学教授.

2002-2011年 NPOロボカップ日本委員会会長.

情報処理学会トッププロ棋士に勝つためのコンピュータ将棋委員会副委員長.

著書 「将棋とコンピュータ」(1994,共立出版)

   「鉄腕アトムは実現できるか」(1999,河出書房新社)

   「ロボットの情報学」(2001,共著,NTT出版)

   「先を読む頭脳」(2006,共著,新潮社)