ゲームの臨場感向上のための触覚フィードバック手法についての提案となります.本セッションでは,特にポータブルゲームにおいて振動提示デバイスを用いて,錯触覚を利用して手の中を物体が通り抜けるというバーチャルな感覚の提示を紹介します.手の中を通り抜ける感覚と言う新しい体験を提供できれば幸いです。
講演者プロフィール
石井 明日香
2010年電気通信大学人間コミュニケーション学科卒業。
2010年電気通信大学大学院総合情報学専攻博士前期課程入学。
バーチャル物体の触覚を提示する研究に従事。
日本バーチャルリアリティ学会学生会員。
福嶋 政期
2008 年 3 月電気通信大学人間コミュニケーション学科卒業.2010 年 3 月電気通信大学大学院人間コミュニケーション学専攻博士前期課程修了.現在同大学院博士後期課程在学中.2011 年 4 月日本学術振興会特別研究員 (DC2).触覚ディスプレイ・ヒトの情動に着眼したヒューマンインタフェースの研究に従事.日本バーチャルリアリティ学会会員.
梶本 裕之
2001年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2003年4月 東京大学大学院情報理工学系研究科 助手
2006年9月 電気通信大学人間コミュニケーション学科 助教授
2007年4月 同准教授
古川 正紘
2007年3月電気通信大学大学院 電気通信学研究科 知能機械工学専攻 修士課程修了.2009年4月より独立行政法人 日本学術振興会 特別研究員(DC2).2010年3月 電通大院 同専攻 博士課程修了,博士(工学).2010年4月より独立行政法人 日本学術振興会 特別研究員(PD)として同大学院 情報理工学研究科 総合情報学専攻に在籍.現在,慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 特任助教としてJST-CREST「さわれる情報環境プロジェクト」に従事.
《講師からのメッセージ》
本講演に関するビデオはこちらからご覧になれます.http://masahirofurukawa.jp/
当日は活発な議論・ご意見を頂戴できることを楽しみにしております.