米を中心に東欧などでも拡大している「カジュアルゲーム」市場。
福岡市では7月に行われた北米唯一最大のカジュアルゲームイベント「Casual Connect Seattle」に専門家を派遣して、携帯端末向けゲームとは異なるプレーヤー(企業)が活躍している同市場について詳細な調査を行いました。セッションでは独自の発展を続けるカジュアルゲームの現状と、日本企業による同市場への参入チャンスの有無、今後の業界動向などについてまとめた専門家によるレポートを要約して展示。併せて福岡市の取組みを紹介した掲示物も展示します。
講演者プロフィール
新 清士
ゲームジャーナリスト。
1970年生まれ。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲーム会社で営業、企画職を経験後、ゲーム産業を中心にリサーチするジャーナリストに。他に、ゲーム開発者個人を対象とした国際NPO、国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)代表。立命館大学映像学部非常勤講師。日本デジタルゲーム学会(DiGRAJapan)理事など。
2009年11月に、米国ゲーム開発者向け専門誌「ゲームディベロッパーズマガジン(Game Developer
Magazine)」で「重要な成果を上げたゲーム開発者50人(The Game Developer
50)」にエバンジェリストとして選出されている。
連載に、日本経済新聞電子版「ゲーム読解(新清士)」、ビジネスファミ通「人とゲームの夢見る力」など。著書に、『「侍」はこうして作られたーアクワイア制作2課の660日戦争』(新紀元社)。
2010年11月に放送されたNHKスペシャル「世界ゲーム革命」、2011年3月のBSハイビジョン特集「ゲームレボリューション?~王国ジパングの逆襲」、書籍版『世界ゲーム革命』(NHK出版)で、資料提供など番組制作に深く協力。
平原 顕治
平成22年4月より福岡市経済振興局国際経済部にて市の国際ビジネス振興業務に従事。
《講師からのメッセージ》
福岡市では、"九州・福岡を世界が目指すゲーム産業都市にする”を合言葉に、米国を初めとする海外のゲーム産業とのビジネスの橋渡しや、インターンシップの協力、新たにオフィスを立ち上げる企業の方々へのサポートなど、ゲームビジネスを強力にバックアップしています。
今年はシアトルで開催される北米唯一かつ最大のカジュアルゲームイベント「カジュアル・コネクト・シアトル」の最新動向をお伝えします。