セガ社内の開発者向け研修及び勉強会に関する紹介。
新入社員への研修から始まり、2~3年目の開発者の開発能力アップのための勉強会、企画の発表・プレゼン能力アップのための訓練など、部署ごとに複数の研修、勉強会が行われており、その一部をご紹介することで、現在のゲーム業界が必要とするスキル、及び人材育成の重要性を共有するとともに、様々な試みから、ゲーム開発は楽ではないけれど、最終的に楽しさを得ることの再確認をする。
・新人研修の概要紹介
グループトレーニングでのゲーム開発全般の基礎知識研修から始まり、企画/デザイン/プログラムの
職種別トレーニングまで、約1ヶ月間行なわれる新入社員向け研修の概要紹介
・プログラムスキルアップのための取り組み
あまり公にされることの少ない、プログラマー向け新人研修のカリキュラムの紹介から、その後の
スキルアップのための勉強会への取り組みまでの説明
・企画のプレゼン力アップ、ゲーム性把握のための課題提供による訓練
開発メンバーとして関わっていない他のゲームをピックアップし、そのゲームを主観的&客観的に
分析、プレゼンを行う訓練など、企画力/プレゼン力アップのための取り組み事例等の紹介
講演者プロフィール
高橋 敦俊
1991年に株式会社セガに入社、メガドライブのゲーム開発に始まり、主に「Jリーグプロサッカークラブをつくろう」シリーズのプログラミングを担当、現在、プログラムセクションのマネージャーに至る
《講師からのメッセージ》
人材育成は各社とも大きな課題かと思います。長年、弊社で行ってきている研修カリキュラムをご紹介させていただきますので、少しでもご参考にしていただけたら幸いです。
馬場 保仁
(株)セガ第一CS研究開発部
プロデューサー
1997年 入社
プロ野球チームをつくろう!シリーズ
Jリーグプロサッカークラブをつくろう!シリーズ
スーパーモンキーボール シリーズ
等に従事。現在に至る。
《講師からのメッセージ》
より良いゲームを作るためには、まず、それに携わる人を育てなくてはいけません。
人材育成ほど難しいものはありませんが、弊社の事例を紹介させていただき、皆さんとこの難問にむけて意見交換させていただけますと幸いです!
康 日準
2003年よりSEGAにて業務開始。3Dツールの技術サポートや、イントラ制作管理、海外メーカー情報管理、フォントや素材などのアーカイブ管理等で開発サポートを行っている。
元々は大学で広報メディアを専攻し、酒類・飲料関連S社系列でウイスキーのマーケティングやワインのオンラインサイト担当など異業種を経て、デジハリにて3Dツール習得後、憧れの業界に転身。