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日時:
2010年08月31日(火)
形式: ショートセッション(30分)
受講スキル:
開発もしくは開発管理の実務経験者。
海外企業との共同開発についての関心があるが経験がない実務経験者。
受講者が得られるであろう知見:
北米企業、欧州企業との共同開発時に発生するプロジェクトに依存しない基本的な問題の共有。
セッションの内容
本セッションは、欧米企業との共同開発におけるプロジェクト進行上発生しうる問題の共有を目的とする。
理想的な聴講者は日本と海外企業との共同開発について興味はあるが経験がない開発者、プロジェクト管理者とする。いわゆるパブリッシャーとデベロッパーの関係ではなく、両者が共同デベロッパーの関係である事に留意して頂きたい。
講演者の米国企業との約1年に渡る共同開発プロジェクト、欧州企業との約1年の共同開発プロジェクト二つの具体的なプロジェクトの概要、開発体制、共同開発を行う事になった経緯などについて説明する。
その二つのプロジェクトで発生した問題を、「言語」「時差」「距離」「国文化」などの要素に分類し、影響範囲、解決した場合の方法、解決できなかった理由について説明する。
最後に、欧米企業との共同開発におけるプロジェクトを行う際に留意しておくことについて講演者の考えを述べる。
講演者プロフィール
増永 哲也
所属 : 株式会社スクウェア・エニックス
役職 : 技術開発部 ソフトウェア・エンジニア
『Final Fantasy XI』サーバープログラマー、ローカライズエンジニア
CEDEC2009「クェストタイプRPGの欧米言語へのローカライズ手法」セッション講演者