スクウェア・エニックスの「エンバーストーリア」を支えるDatadog活用術

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日時:
2025年07月23日(水)09時30分〜09時55分
形式: ショートセッション(25分)
プラットフォーム: コンシューマ モバイル PC
受講スキル:
・サービスのパフォーマンス改善や監視業務に興味・関心のあるエンジニアの方 ・Datadogや監視ツールの導入を検討している、または興味のある方 ・Datadogをすでに導入しており、他社の活用事例に関心のある方
受講者が得られるであろう知見:
・Datadogを使った具体的な監視事例 ・サービスのパフォーマンス改善、障害対応等においてどのような観点でDatadogを活用いただけるか
セッションの内容

本講演では、2024年11月27日にリリースされた完全新作ストラテジックRPG『エンバーストーリア』の開発・運用において、
Datadogを活用してゲーム内のユーザー動向やパフォーマンスを可視化した事例についてご紹介します。
「今、ゲーム内がどのような状況にあるのか」を俯瞰して把握できるようになったことで得られた効果や、障害発生の事前・事後対応における具体的な活用事例についてもあわせてお伝えいたします。
サービスのパフォーマンス改善や監視業務にご関心をお持ちの皆様には、ぜひご参加いただけますと幸いです。


講演資料

  • CEDEC 2025 ショートセッションスライド_公開版.pdf

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講演者プロフィール

川崎 敬仁

川崎 敬仁
所属 : Datadog Japan合同会社
部署 : カスタマーサクセス
役職 : カスタマーサクセスマネージャー

Datadog JapanにてCustomer Success Managerとして、ゲーム業界をはじめとする幅広い業界のエンジニアの皆様に対し、ObservabilityやDevOpsの実現を支援しています。

《講演者からのメッセージ》
本セッションでは、Datadogを単なる監視ツールとしてではなく、ObservabilityやDevOpsの実現に向けた“戦力”として使いこなすための具体的な活用事例をご紹介します。すでに導入済みの方も、これから検討される方も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

宗原 吉則

宗原 吉則
所属 : 株式会社オレンジキューブ
役職 : リードエンジニア

ブラウザゲームを中心にフルスタックとして幅広く業務に携わり、2018年に入社後はリアルタイム通信ゲームの開発に従事。
エンバーストーリアではアーキテクチャ選定や支援ツール制作・バトルエンジン設計の傍ら、開発リードを担当。

《講演者からのメッセージ》
ゲームサーバーを安定稼働させるための課題は数多くあり、とくにリアルタイム性の高いものではゲーム全体に波及する問題に何度となく直面します。
Datadogを活用して開発中含めどのように解決を図っていったかをお話できればと思います。

吉崎 生

吉崎 生
所属 : 合同会社きのこ
役職 : 代表社員・エンジニア

外資ITを経て、2013年に株式会社グラニにインフラエンジニアとして参入、シニアエンジニアとしてVR/インフラのエンジニアリングをリード。
2018年合同会社きのこを設立し、インフラ/アプリケーション開発の受託、コンサルディングを行い複数のゲームをリリースへ導く。
IaCとコンテナを使った少数精鋭のインフラ構築を長年実践し、様々なゲームの運用監視と自動化を構築。長年に渡ってGitHub上に多数のOSSを公開、多くのOSSのメンテナンスにも取り組んでいる。
2014~19年Microsoft MVP for Cloud and Datacenter Management(PowerShell)。IT専門Webサイトで複数執筆。マイナビ出版より「PowerShell 実践ガイドブック」を出版。

《講演者からのメッセージ》
ゲームの運用現場で、Datadogを導入するケースは年々増えています。
運用には、キーメトリクスの可視化やアラート設計、監視体制の構築といった要素が欠かせませんが、実際にどう設計・活用すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
本セッションでは、Datadogの力をゲーム運用において引き出すための具体的なコツやノウハウをお伝えします。すでに導入されている方も、これから検討される方も、ぜひご参加ください。