本セッションでは「ANISAMA V神 2024」を作り上げた経験を元に解説をします。
「ANISAMA V神 2024」では2024年夏さいたまスーパーアリーナで開催されたAnimelo Summer LiveのステージをUnity上で再現する構想があり、そこに対してどう対応するかが課題となっていました。それに対してHDRPを使い「照明の質感」・「観客の動き」に可能な限りのアプローチを行って対応しました。
また、AR技術を用いて実写の人物をCG空間に自然に立たせるため、いくつかの方法を検討しました。最終的に採用した方法と工夫、見送った技術についても紹介します。
講演者プロフィール
溝口 健

2022年バルス株式会社入社。
ARやボリュメトリックを絡めたバーチャルライブのイベント制作に従事。
そこから得た知見を元に「ANISAMA V神 2024」ではAR周りを主に担当した。
《講演者からのメッセージ》
ARを含めたバーチャルライブ実装の参考となれば幸いです。
伊藤雄二朗

2023年バルス株式会社入社。
インタラクティブギミックやShaderによるリアルタイム演出、ポストプロセッシングの実装、VRライブ制作に従事。
「ANISAMA V神 2024」では、観客(サイリウム)制御システムの設計・実装に加え、リアル会場の臨場感を再現するためにテクニカルアーティストや照明担当者と連携し、Unityのグラフィック調整を手がけた。
《講演者からのメッセージ》
この講演を通して少しでもバーチャルライブの開発に興味を持ってもらえると幸いです。