『ANISAMA V神 2024』を支えた技術 - リアルライブの再現とARシステムの音楽ライブ -

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日時:
2025年07月24日(木)18時00分〜19時00分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
バーチャルライブの制作を行っている方 Unityを使った音楽ライブの実例を知りたい方
受講者が得られるであろう知見:
バーチャルライブの制作事例 リアル感を出す観客システムの事例 実写とCGが同じ場に立っている空間を成立させる表現の事例
セッションの内容

本セッションでは「ANISAMA V神 2024」を作り上げた経験を元に解説をします。
「ANISAMA V神 2024」では2024年夏さいたまスーパーアリーナで開催されたAnimelo Summer LiveのステージをUnity上で再現する構想があり、そこに対してどう対応するかが課題となっていました。それに対してHDRPを使い「照明の質感」・「観客の動き」に可能な限りのアプローチを行って対応しました。
また、AR技術を用いて実写の人物をCG空間に自然に立たせるため、いくつかの方法を検討しました。最終的に採用した方法と工夫、見送った技術についても紹介します。


講演資料

  • CEDEC2025講演CEDiL.pdf

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講演者プロフィール

溝口 健

溝口 健
所属 : バルス株式会社
部署 : ライブ事業本部
役職 : XRライブ開発 ユニットリーダー Unityエンジニア

2022年バルス株式会社入社。
ARやボリュメトリックを絡めたバーチャルライブのイベント制作に従事。
そこから得た知見を元に「ANISAMA V神 2024」ではAR周りを主に担当した。

《講演者からのメッセージ》
ARを含めたバーチャルライブ実装の参考となれば幸いです。

伊藤雄二朗

伊藤雄二朗
所属 : バルス株式会社
部署 : ライブ事業本部
役職 : XRライブ開発 Unityエンジニア

2023年バルス株式会社入社。
インタラクティブギミックやShaderによるリアルタイム演出、ポストプロセッシングの実装、VRライブ制作に従事。
「ANISAMA V神 2024」では、観客(サイリウム)制御システムの設計・実装に加え、リアル会場の臨場感を再現するためにテクニカルアーティストや照明担当者と連携し、Unityのグラフィック調整を手がけた。

《講演者からのメッセージ》
この講演を通して少しでもバーチャルライブの開発に興味を持ってもらえると幸いです。