CySphere(サイスフィア)は、Cygamesが開発・運営するコンテンツの開発に従事するリモートワーク中心の会社です。3DCGアーティストやエンジニアを中心に構成されたチームが、「世界中の人々に最高の感動を提供する会社」というビジョンのもと、全国各地から力を結集しています。
コンテンツ開発は日々技術と状況が変化するため、綿密なコミュニケーションのもとでチーム一丸となることが「最高のコンテンツ」を創造する上で不可欠です。しかし、リモートワークでは、各個人が異なる環境で業務を行うため、コミュニケーションの不備からチームとして一体化しにくく、結果として開発の速度が落ちるといった課題が生じることがあります。コロナ禍以降、リモートワークを導入したものの、組織力の低下に悩む企業は少なくありません。特に、オフィスワークをしていた企業がリモートワークへ移行する際、その独自の企業文化が適応しづらくなり、組織の強みが失われてしまうこともあります。
そんな中、弊社はコロナ禍に設立されたリモートワーク企業として、リモート環境でもオフィスワークと変わらぬ文化を構築してきました。具体的には、全国での一貫した開発環境を実現するための開発機材の送付や、自発的コミュニケーションスキルを重視した人材戦略、新卒が現場で即戦力となるための育成機会の拡充、バーチャルオフィスを活用した団結力の高い社内ルールの策定など、多岐にわたります。
こうした取り組みによって、私たちはリモートでも「熱量と成果」が両立できる開発体制を実現しています。また、オフィスワークをメインにしたCygamesとの業務の融合も進めており、リモートとオフィスワークの調和を図っています。
本セッションでは、リモートワークを中心とした会社での裁量を任される人材となる方法や、多種多様な環境の中で自己実現と信頼を築くコツや、リモートワークが「働きがい」と「最高の成果」を引き出す組織づくりのノウハウについてご紹介します。リモートワークでのコンテンツ開発に興味がある方、長く業界で活躍できる環境に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。
講演者プロフィール
土屋 玲香

大手コンシューマーゲーム会社にて、背景リードを中心に40本以上のゲーム開発に従事。
2021年に株式会社CySphereに合流後、背景アーティストとしてスタート。
現在は株式会社Cygamesの新規開発タイトルにて背景リードを務める一方、CySphereのマネージャーとして社内外の関係各所との調整および連携を担当している。
《講演者からのメッセージ》
CySphereの業務内容や、リモートワークで円滑に開発を進めるための取り組みをご紹介します。
リモートでも本質的な開発に関われるのか不安な方に、参考となる情報をお届けできればと思います。
高橋 孝平

大手ゲーム会社にてCGアーティスト、映像企画を経て2021年に株式会社CySphereに合流。
モーション及びカットシーンアーティストとして従事したのち
現在はCySphereでモーションセクションマネージャーを担当しつつ、株式会社Cygamesの新規開発タイトルにおいてカットシーンのリードを担当。
《講演者からのメッセージ》
リモートワークで高い成果を上げるための取り組みについてお話させていただきます。
ご紹介する内容が受講される皆様のご参考になれば幸いです。
松永 和也

大手ゲーム会社にてキャラクターエンジニアとしてAAAタイトルの開発に従事した後、2018年に株式会社Cygamesに合流。
Cygamesの自社開発ゲームエンジン「Cyllista Game Engine」の開発に携わると同時に、複数タイトルにてキャラクターエンジニアのリードを担当。
2024年にCySphereに転籍。現在も引き続きCygamesの新規タイトルにてキャラクターエンジニアのリードを務める。
《講演者からのメッセージ》
リモートワークでもゲーム開発の中心的役割を担うことができている実例についてお話ししたいと思います。
リモートワークではやりがいのある仕事は任せてもらえないのではないかと、お悩みの方のご参考になれば幸いです。