私は他業種からゲーム業界に転職しました。
ゲーム業界に入って感じたことは「コミュニケーションの重要性」です。
ゲーム業界=エンジニアやクリエイターが個々の能力を発揮する業界
だと思っていた私は、ゲーム業界が想像以上にコミュニケーションが必要な業界であったことにカルチャーショックを受けました。
元々私はコミュニケーションが苦手で、ゲーム業界でも多くの失敗を経験しました。
それでも失敗を重ねるごとに少しずつコミュニケーションスキルは向上していきました。
現在でもコミュニケーションが得意とは言えませんが、自分なりの「型」を作り、少しでも円滑なコミュニケーションを心がけています。
このセッションでは私が身につけた「型」をできるだけ具体的にお伝えし、皆さんのコミュニケーション能力向上に役立てていただければと思います。
コミュニケーションに苦手意識を抱えている方や、ゲーム開発においてコミュニケーション能力を向上したい方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
講演者プロフィール
山口 晴美

1998年、システム開発会社に入社
エンジニア・開発PLとして都市銀行のシステム開発に従事
2007年、ゲーム開発会社に入社
サウンドコンポーザー・サウンドデザイナー・開発PM・開発Dとして
コンシューマー・アーケードゲームの開発に従事
2011年、遊技機開発会社に入社
サウンドディレクターとして遊技機開発に従事
2014年、遊技機メーカーに入社
サウンドディレクターとして遊技機開発に従事
2020年、株式会社ディー・エヌ・エー入社
サウンドディレクターとしてモバイルゲーム開発に従事
《講演者からのメッセージ》
「相手に伝えたいことを伝える」「交渉する」、苦手な方にとっては本当に難しいことです。
「コミュニケーション手法」というと「SDS法」や「PREP法」などを思い浮かべる方もいると思います。
今回、そのような話はしません。
その前段階の、もっと前提となる考え方の話をします。
なので「交渉やコミュニケーションが得意です」という方には薄い内容だと思います。
・「何言ってるかわからない」と言われる
・自分でも何を言いたかったのかわからなくなる
・伝えたいことがなかなか伝わらない
・交渉がうまくいかない
・自分のことを理解してもらえない
そんな悩みのある方に聞いていただきたいです。