国内ではゲーム実況ライブ配信が注目されています。人気チャンネル・タイトルは今や多くの人が知るところです。しかし、その見方は感覚に頼っている企業・分析も多いです。
本セッションでは、配信技研が今まで出してきたランキング・その背景にある蓄積統計を総合して説明します。例えば国内ゲーム実況ライブ配信市場規模はどういった勢いで拡大したのか、どのような物理量でそれが説明できるのか、どういったチャンネルやタイトルが人気があるのかをご覧に入れます。
最終的に、ゲームパブリッシャーの方々がライブ配信の流行を追いかける際にどういった見方をすれば良いのか、ひいては在野のファンの方々もどのように楽しめば良いのかといった視点が身につきます。
講演者プロフィール
中村 鮎葉

東京大学工学部電子情報工学科卒業。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのプレイヤー・大会運営を経て、2015年Twitch入社。日本社員第一号として日本でのサービス立ち上げ・普及に携わる。
2024年より配信技研 取締役。日本国内でのライブ配信市場分析に基づき、ストリーマー・事務所・メーカーへ成長戦略を提供する。
一般社団法人令和トーナメント 理事, 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授, 沖縄空手道剛柔流 尚礼舘 理事
《講演者からのメッセージ》
CEDECでは今までも「ゲーム実況」に関して、実態に基づいたセッションが開催されています。この分野が産業的に・学術的に検討される潮流が喜ばしい限りです。今回弊研からは、人気や流行の見方に関する内容を提供できればと準備しています。