ふりかえりを、プロジェクトの終わり・四半期といったタイミングで実施されている方は、ゲーム業界においても数多くいらっしゃると思います。しかし、反省会になってしまったり、Tryといわれる改善案を出すまで終われない経験をしている方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本来のふりかえりは、前向きな活動です。また、改善案を必ず出す必要もありません。ふりかえりに参加する方が、過去の事象とどう向き合ったのか、どのような感情を抱いたのかをチームメンバーと共有するだけでも、一人一人の行動は変わります。
本セッションでは、ワークショップを通してCEDEC2025の期間をふりかえります。より良いふりかえりを体験することで、明日からすぐに現場で活かす事ができます!
講演者プロフィール
増田 謙太郎

フリーランスのアジャイルコーチ・スクラムマスター。
2014年、アジャイル開発に出会い、2015年からスクラムマスターとして、企業向けセキュリティソフトウェアの開発を支援
2021年、ゲーム業界に飛び込み、モバイルゲームの開発・運用支援や、アジャイル開発の研修を実施
2025年、『みんなのアジャイル』を出版
認定スクラムプロフェッショナル・スクラムマスター、スクラム道関西運営メンバー
■講演歴
CEDEC2022 動くプロダクトを軸にしたプロジェクトマネージメント〜スプリントレビューの活用方法〜
CEDEC2025 ゲームテストの基礎-ISTQBゲームテストシラバスの解説-
《講演者からのメッセージ》
プロジェクト終わりの反省会というイメージが先行し、ふりかえりを苦手に感じている方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
本来のふりかえりは、楽しく、前向きな取り組みです。次の改善アクションを決めずとも、明日からの皆さんの行動が変わるような体験を、ワークショップを通して得ていただきたいと考えております。
森田 和則

2005年にゲーム業界へ。リードプログラマー、マネージャーを経験した後にQAエンジニアとして従事。マネージャー職でありながら、QAエンジニア、スクラムマスター、アジャイルコーチ、コーチとしてチームや個人、組織の支援を行う。2024年7月に、人生としてコーチングスキルを学ぶためゲーム業界を離れ、現在スクラムマスターとしてIT企業に所属しています。
認定スクラムマスター(CSM、RSM) / スクラムフェス大阪実行委員 / スクラム道関西運営メンバー
■講演歴
・CEDEC2023 プロジェクトだけでなく組織もアジャイルに
・Game Developers Meeting Vol.53 Online 心理的安全性
・CEDEC2021 プロダクションラウンドテーブル2021
・CEDEC2019 心理的に安全な状況を作り出し、すべてをかき混ぜる方法
・Regional Scrum Gathering Tokyo 2018
・CEDEC+KYUSHU 2016 招待セッション
・CEDEC2016
《講演者からのメッセージ》
ふりかえり、レトロスペクティブを実施してるがなんとなく上手くいっていないと感じる方がいるかもしれません。そんな方は、ぜひワークショップに参加いただき体感していただければと思います!事実と感情その二つが重要ですので、気軽にご参加いただければと思います。