ゲーム会社の業務効率化に生成AIは役立つか?

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日時:
2024年11月23日(土)14時00分〜15時00分
形式: レギュラーセッション
受講スキル:
「実際に試せるプログラム」については、Python の予備知識が必要です。 その他の部分について、予備知識は必要ありません。
受講者が得られるであろう知見:
・ゲーム産業における生成AIの活用方法と、その事例 ・生成AIを試してみるための、シンプルなプログラムの書き方
セッションの内容

「生成AI」が瞬く間に普及し、様々な分野への応用が進んでいます。日常的に使っている言語で、AIに指示を与え、翻訳や要約、画像生成などのタスクを気軽に行わせることができるようになりました。では、ゲーム産業では、業務の効率化のために、生成AIをどのように活かすことができるのでしょうか? 本セッションでは、スクウェア・エニックスのAI&エンジン開発ディビジョンのメンバーが、社内における生成AIの活用事例を交え、「ゲーム業界と生成AI」について押さえておきたいポイントを解説します。ご紹介する事例の一部を簡略化して、実際に試せるプログラムについてもご紹介します。


講演資料

  • スクウェア・エニックス_遠藤輝人_森友亮.pptx

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講演者プロフィール

遠藤 輝人 (えんどう てると)

遠藤 輝人 (えんどう てると)
所属 : 株式会社スクウェア・エニックス
部署 : AI&エンジン開発ディビジョン 
役職 : AIプログラマー

大学院修了後、2022年にスクウェア・エニックスに入社。大学院では、進化的アルゴリズムを用いたシミュレーション環境とアルゴリズムの共進化を研究していた。入社後は機械学習を用いたキャラクターアニメーションの作成支援の研究開発に従事している。コンピューターが何か新しい物を生み出せるのかというコンピューターの創造性に興味がある。基本的にインドアだが、映画館か好きなアーティストのライブに行くときは頑張って家から出る。

森 友亮 (もり ゆうすけ)

森 友亮 (もり ゆうすけ)
所属 : 株式会社スクウェア・エニックス
部署 : AI&エンジン開発ディビジョン
役職 : AIリサーチャー

2021年に大学院を修了。博士(情報理工学)。機械学習と自然言語処理に関する研究に従事し、テキスト理解・生成と創作支援をテーマとした研究を行って、博士論文をまとめた。2021年10月、スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミーに入社。2022年10月、スクウェア・エニックスに入社。現在、AI&エンジン開発ディビジョンの生成AIユニットでリーダーを務める。人混みが苦手と言いつつ、気になる映画の舞台挨拶があればほいほいと出掛けていく。

今回が二年ぶり二度目のCEDEC+KYUSHU登壇となる。