『鉄拳8』32キャラ分のアセット制作と同時進行の映像制作におけるFlowPT活用術

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日時:
2024年08月22日(木)13時20分〜14時20分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
FlowPTを利用している方、もしくは導入検討している方 FlowPTのToolkitを使用している方、もしくは興味がある方 プロデューサー、制作進行、ワークフロー・パイプライン開発者
受講者が得られるであろう知見:
長期的な運用に耐えるFlowPTの設計 FlowPTと連携したワークフロー・パイプラインの知見
セッションの内容

本セッションは鉄拳8の総勢32キャラクター分の映像管理を行うにあたってのFlow Production Tracking(旧ShotGrid、以下FlowPT)の活用方法について解説していきます。
バンダイナムコスタジオと映像制作を担当したデジタル・メディア・ラボの間でFlowPTを使用して何をどう管理していたか、レビューや承認機能等の有効的な使用方法のご説明と、FlowPTの長期的な運用に関する設計、データマネジメントへの活用、さらにToolkitを用いたワークフローの自動化など、FlowPTの持つ多様な可能性についてご紹介いたします。


講演資料

  • 『鉄拳8』32キャラ分のアセット制作と同時進行の映像制作におけるFlowPT活用術_公開用.pptx

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講演者プロフィール

鈴木 温子

鈴木 温子
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : 第1スタジオ スタジオプロジェクトマネジメント室
役職 : PM

株式会社スクウェア・エニックス、株式会社グリオグルーヴ アニマロイドにてそれぞれPM、プロデューサーとしての経験を経てマレーシアにてCGプロダクションを設立、
2016年にバンダイナムコスタジオ マレーシアの立ち上げ時にプロダクションごと参加、2020年バンダイナムコスタジオ入社。
入社後は鉄拳8のプリレンダムービー関連の進行管理に従事。
DMLの吉田氏とはアニマロイド在籍時以来の再会。

《講演者からのメッセージ》
FlowPTをプロジェクトにて採用されているケースは多いかと存じますが、会社間で運用する際の落としどころや、
FlowPTの様々な機能を今回『鉄拳8』の映像制作管理用にどのようにアジャストしたかなど、
一例として少しでも皆様の参考になれば幸いです。

片山 敏春

片山 敏春
所属 : 株式会社デジタル・メディア・ラボ
部署 : 制作本部CG制作部
役職 : CG制作部長/テクニカルスーパーバイザー

2005年に株式会社デジタル・メディア・ラボ入社
10年ほどジェネラリストとして様々なプロジェクトへ従事
現在はTAとして制作支援ツール開発やワークフロー・パイプライン整備を担当

《講演者からのメッセージ》
DMLでは2015年からFlowPT(当時はShotgun)を利用しており、これまでに得たノウハウを『鉄拳8』の映像制作事例を通じてご紹介いたします。
講演内容が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

吉田 学

吉田 学
所属 : 株式会社デジタル・メディア・ラボ
部署 : 制作本部
役職 : 制作副本部長/クリエイティブプロデューサー

CGアーティストとしてキャリアスタート。フロム・ソフトウェア、SMDE、アニマロイドを経て、デジタル・メディア・ラボには制作進行として入社。デザイナー経験を活かし、クリエイティブプロデュース、人材マネジメント、採用と幅広く従事。
鉄拳8はプレイヤーとしても活動中。BNS鈴木温子氏はアニマロイド在籍時の恩人。この案件で奇跡の再開を果たす。

《講演者からのメッセージ》
「共創」を制作理念に掲げている弊社が、デベロッパー・パブリッシャーと、共にどう創っていってるかを知って頂けますと幸いです。