本セッションは鉄拳8の総勢32キャラクター分の映像管理を行うにあたってのFlow Production Tracking(旧ShotGrid、以下FlowPT)の活用方法について解説していきます。
バンダイナムコスタジオと映像制作を担当したデジタル・メディア・ラボの間でFlowPTを使用して何をどう管理していたか、レビューや承認機能等の有効的な使用方法のご説明と、FlowPTの長期的な運用に関する設計、データマネジメントへの活用、さらにToolkitを用いたワークフローの自動化など、FlowPTの持つ多様な可能性についてご紹介いたします。
講演者プロフィール
鈴木 温子
株式会社スクウェア・エニックス、株式会社グリオグルーヴ アニマロイドにてそれぞれPM、プロデューサーとしての経験を経てマレーシアにてCGプロダクションを設立、
2016年にバンダイナムコスタジオ マレーシアの立ち上げ時にプロダクションごと参加、2020年バンダイナムコスタジオ入社。
入社後は鉄拳8のプリレンダムービー関連の進行管理に従事。
DMLの吉田氏とはアニマロイド在籍時以来の再会。
《講演者からのメッセージ》
FlowPTをプロジェクトにて採用されているケースは多いかと存じますが、会社間で運用する際の落としどころや、
FlowPTの様々な機能を今回『鉄拳8』の映像制作管理用にどのようにアジャストしたかなど、
一例として少しでも皆様の参考になれば幸いです。
片山 敏春
2005年に株式会社デジタル・メディア・ラボ入社
10年ほどジェネラリストとして様々なプロジェクトへ従事
現在はTAとして制作支援ツール開発やワークフロー・パイプライン整備を担当
《講演者からのメッセージ》
DMLでは2015年からFlowPT(当時はShotgun)を利用しており、これまでに得たノウハウを『鉄拳8』の映像制作事例を通じてご紹介いたします。
講演内容が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
吉田 学
CGアーティストとしてキャリアスタート。フロム・ソフトウェア、SMDE、アニマロイドを経て、デジタル・メディア・ラボには制作進行として入社。デザイナー経験を活かし、クリエイティブプロデュース、人材マネジメント、採用と幅広く従事。
鉄拳8はプレイヤーとしても活動中。BNS鈴木温子氏はアニマロイド在籍時の恩人。この案件で奇跡の再開を果たす。
《講演者からのメッセージ》
「共創」を制作理念に掲げている弊社が、デベロッパー・パブリッシャーと、共にどう創っていってるかを知って頂けますと幸いです。