『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、操作キャラクター、敵キャラクターそれぞれが個性的なキャラクター性を持ちつつ、かつ特有なアクションを持っており、
効果音に関してもキャラクターの個性に合わせたコンセプトをそれぞれ用意して、制作を行っています。
本作では20を超える操作キャラクターが登場するため、それぞれのキャラクターに効果音でもどういった個性を持たせるのかが課題となりました。
より高いサウンドクオリティを目指して、どのような手法を使いそれぞれのキャラクターの特徴を音で表現したか、
また実装時における工夫や、実際にゲーム中で発音される際に気を付けていたことなどについて解説します。
講演者プロフィール
青木 大地
コンシューマーゲーム会社でサウンドデザイナーとしてコンシューマーゲーム効果音制作などを担当したのち、2022年に株式会社Cygamesへ合流。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、プレイヤーキャラクターの効果音制作を中心に担当。
《講演者からのメッセージ》
本講演では、大量の効果音の再生が行われるゲームにおいて、キャラクター効果音の差別化のために行った事例をお伝えします。
多くのキャラクターが登場するコンテンツ制作に関わられている方、興味がある方の今後の開発の参考にしていただければと思います。
牧野 竜大
ゲーム開発会社に入社しサウンドデザイナーとしてコンシューマーやスマートフォンゲームの効果音制作などを担当したのち、2020年に株式会社Cygamesへ合流。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、プレイヤー、エネミーキャラクターの効果音制作、実装を中心に担当。
《講演者からのメッセージ》
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、膨大なキャラクターそれぞれに特徴を持たせつつも1つの作品としてまとまりを持たせ、破綻しないようなサウンドデザインを心掛けました。
本講演ではそれらを実現するサウンドデザインの考え方やゲームへの実装までを含めた実際の制作工程を解説します。
サウンドデザイナーの方や、これからサウンドデザイナーを目指す方々のアイデアの一助となれば幸いです。