『GRANBLUE FANTASY: Relink』キャラクターの個性にlinkした効果音表現

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日時:
2024年08月23日(金)15時00分〜16時00分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: コンシューマ
受講スキル:
・サウンドデザイナーの方 ・ゲーム効果音制作に興味をお持ちの方 ・これからサウンドデザイナーを目指す学生の方
受講者が得られるであろう知見:
・ゲーム内キャラクターに対して効果音で個性を表現するための手法 ・アセット制作から実装までの制作フローの実例 ・膨大なアセットに対する実装の工夫
セッションの内容

『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、操作キャラクター、敵キャラクターそれぞれが個性的なキャラクター性を持ちつつ、かつ特有なアクションを持っており、
効果音に関してもキャラクターの個性に合わせたコンセプトをそれぞれ用意して、制作を行っています。
本作では20を超える操作キャラクターが登場するため、それぞれのキャラクターに効果音でもどういった個性を持たせるのかが課題となりました。
より高いサウンドクオリティを目指して、どのような手法を使いそれぞれのキャラクターの特徴を音で表現したか、
また実装時における工夫や、実際にゲーム中で発音される際に気を付けていたことなどについて解説します。


講演資料

  • 『GRANBLUE FANTASY Relink』キャラクターの個性にlinkした効果音表現.zip

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講演者プロフィール

青木 大地

青木 大地
所属 : 株式会社Cygames
部署 : サウンド本部 サウンドデザインチーム
役職 : リードサウンドデザイナー

コンシューマーゲーム会社でサウンドデザイナーとしてコンシューマーゲーム効果音制作などを担当したのち、2022年に株式会社Cygamesへ合流。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、プレイヤーキャラクターの効果音制作を中心に担当。

《講演者からのメッセージ》
本講演では、大量の効果音の再生が行われるゲームにおいて、キャラクター効果音の差別化のために行った事例をお伝えします。
多くのキャラクターが登場するコンテンツ制作に関わられている方、興味がある方の今後の開発の参考にしていただければと思います。

牧野 竜大

牧野 竜大
所属 : 株式会社Cygames
部署 : サウンド本部 サウンドデザインチーム
役職 : サウンドデザイナー

ゲーム開発会社に入社しサウンドデザイナーとしてコンシューマーやスマートフォンゲームの効果音制作などを担当したのち、2020年に株式会社Cygamesへ合流。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、プレイヤー、エネミーキャラクターの効果音制作、実装を中心に担当。

《講演者からのメッセージ》
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では、膨大なキャラクターそれぞれに特徴を持たせつつも1つの作品としてまとまりを持たせ、破綻しないようなサウンドデザインを心掛けました。
本講演ではそれらを実現するサウンドデザインの考え方やゲームへの実装までを含めた実際の制作工程を解説します。
サウンドデザイナーの方や、これからサウンドデザイナーを目指す方々のアイデアの一助となれば幸いです。

共同研究・開発者

・妹尾 拓磨(株式会社Cygames)
・中島 健太郎(株式会社AZSTOKE)
・武田 紗吏奈(株式会社AZSTOKE)