本講演は昨年のCEDEC2023での講演「Unreal Engine 5 Niagaraにおける実践的な最適化とスケーラビリティ」から後のアップデートや追加情報です。Unreal Engine 5 Niagaraの最適化に焦点を絞り、マルチプラットフォーム(モバイルからハイエンドコンソールならびにPCまで)でのゲーム開発に役立つ情報発信をさせていただきます。
講演ではNiagara Data Channels の実践例や実装段階の新機能「LightWeight Emitter」、最適化の追加チップスを解説させて頂きます。 ※講演の一部でフォートナイトでの最適化の例やゲーム内で使用されているエフェクトを使用しますが、「フォートナイトのこんな素敵なエフェクト紹介!」といったアートの内容ではなく、あくまでUnreal Engine 5 Niagaraの最適化にフォーカスしたものとなります。
講演者プロフィール
池田 亘
20年以上ゲームのリアルタイムVFXに従事。(以前は背景アーティスト)
大阪芸術大学を卒業後、株式会社スクウェア・エニックス、株式会社カプコン、EA DICE、Naughty Dogを経て現在Epic Gamesでフォートナイト開発チームに所属。Niagara大好きなゲームエフェクトオタク。
登壇; CEDEC 2015, 2018, 2023. GDC 2021
著書: HoudiniとUnreal Engine 4で学ぶリアルタイムVFX(2020)
《講演者からのメッセージ》
昨年のNiagara講演につづき、ゲーム開発におけるUE5 Niagaraの最適化について有用な情報を発信できるよう努めます。
エフェクト関係者の皆さまをはじめ、ゲームエフェクト制作やUnreal Engine 5ならびにNiagaraにご興味がある方はぜひご参加ください。
最適化によって少しでも多く素敵なエフェクトを画面に出せるようにしましょう!