Game Server Services は単なるサーバー機能の代替品ではありません。
汎用ゲームサーバーを提供することで可能となった、多くの開発の効率化をみなさんにお届けしています。
今回は、UI Kit for Unity を使用することで爆速でインベントリ画面を構築する手順をデモを交えながらお届けしたいと思います。
講演者プロフィール
丹羽 一智
ゲームメディアを専門に京都コンピュータ学院を卒業後株式会社セガに入社。
携帯電話向けのゲーム開発 およびサーバ開発業務に従事。
その後、任天堂株式会社にて ゲーム機本体のOS/SDKの設計・開発、ゲームサーバの設計・開発・運用業務に従事。約10年におよぶゲーム開発・大規模ゲームサーバ開発の経験を活かし、ゲームサーバ基盤 Game Server Services の開発・拡大を推進。
《講演者からのメッセージ》
最近のスマートフォンゲーム市場は海外資本のゲームが受け入れられるようになり、徐々に国産ゲームのポジションが脅かされている現状があると思います。
この光景はかつてPS3/Xbox360世代の家庭用ゲーム市場で見られた状況に類似しています。
その後、スマホゲーム市場への移行でなんとか凌げましたが、現時点ではスマホゲームの次して有望な市場は見つかっていません。
海外の巨大資本で作られたゲームに正面から対抗するには、創造性のあるタイトルを効率よくプレイヤーに届けられる体制が必要です。
そのためには、ワークフローを見直し、創造性を発揮するために必要な開発に集中できるように効率化を実現する必要があります。
今回はセッションを通じて、創造性を発揮する余地の少ないサーバーから取得したデータを使ったゲームUIの構築を劇的に効率化する方法を、みなさんにデモを通じてお見せしたいと思っています。
日本産ゲームの競争力を維持するためにも、ぜひセッションにお越しください。