TechFlagではグループ内の受託型開発会社と協力してUnrealEngine4/5を用いた3DアクションゲームのQA自動化に取り組んでいます
去年のCEDEC2022での発表では受託型ゲーム開発会社がどういったやり方でQA自動化へ取り組んでいるのか、どういったものを開発しているのかを発表させていただきました
今回の発表では、去年までに開発したモノをベースとしてさらに実践的に発展させた様々なQA自動化のための取組みを詳細に説明します
また、去年の発表時点での課題であった「NavMeshを使わないマップを自由に移動ができるBot」を開発をしており、それを活かした自動コリジョンチェックやデッドスポット検出を行っております
本セッションではその知見と過程で発生した課題を詳細に発表します
講演者プロフィール
山中 亮
株式会社エディア、ディライトワークス株式会社など複数の開発会社でゲームプレイプログラマーとして主にバトルPartを担当
関わった主なタイトルは「Fate/Grand Order」「サクラ革命」など
2021年に株式会社テックフラッグへ入社しゲーム開発の自動化・組織マネジメントなどに注力しています
《講演者からのメッセージ》
昨年の発表では受託系の開発会社がどのようにQA自動化に取り組んでいるかについてフォーカスし発表しました。
今年はさらにそれを発展させてよりユーザ体験に近い形でテストを行えるようにし、バグを修正するプログラマーがさらに助けになるような機能開発を意識してきました。
セッションではその内容を詳細にお伝えできればと考えています。
間世田剛志
2022年に株式会社テックフラッグへ入社。
ゲーム開発の自動化へ注力しており、取り組みの中ではコリジョンチェック等を自動化するBotの開発を行っています。
《講演者からのメッセージ》
ゲーム内で遊べる空間が増える事で、その全ての場所を確認するのにかかる作業量も非常に多くなっています。
このコストを少しでも削減するために、自動で地形を探索して問題個所を発見するBotの開発や、そのBotを動かすためのNavMeshを使用しないNavigationSystemの開発に取り組んでまいりました。
本セッションが、ゲーム開発効率化の一助になりましたら幸いです。