株式会社ノイジークロークは、音楽制作業務はもちろん、ゲーム音楽コンサートの主催・運営もおこなっております。
また、講演者はココカラ株式会社において音楽著作権の管理や運用にも従事しております。
「作ること」と「使うこと」に加え「運用すること」にも携わる立場だからこそ見えている景色、直面している問題、理解できる事情などを整理し、その上でメーカーもユーザーも作曲者も「みんながハッピーになる」音楽著作権の運用方法をご紹介します。
◆トピック:
・音楽著作権の管理に関する最新2023年現在の制度について
・「SNSでの音楽利用」についてどのような著作権の考え方が適用されるのか
・メーカーとユーザーの両面から見るいくつかの問題点に関して解決につながる音楽著作権運用方法
・音楽著作権の運用がもたらすプロモーション効果や収益について
講演者プロフィール
陣内 優希
中学1年生から約20年間、途切れることなく吹奏楽部・吹奏楽団に所属。
奏者としてのみならず、指揮者、指導員としても活動し、管弦楽団、マンドリンオーケストラ、マーチングバンドなどへの出向を多数経験。
全国を飛び回ってイベントや演奏会に参加する中で、特にゲーム音楽のコンサート、イベントなどに強い関心を持ち、2015年1月入社。
以来、主にレーベル事業、イベント事業などのプロモーション業務に従事しつつ、2019年から現職に就任、音楽著作権の管理・活用業務を兼任する。
2021年、一般社団法人日本音楽出版社協会が主催する「音楽著作権管理者養成講座」を修了。
《講演者からのメッセージ》
音楽制作会社においてライツマネージャーを務め、プロモーターを兼任し、プライベートではアマチュア楽団の代表兼指揮者を務め、さらに音楽出版社にも籍がある立場から、なんとなく難しい・なんとなくややこしい・なんとなく面倒臭い…というようなイメージがある(かもしれない)「音楽著作権」のトピックを、可能な限り分かりやすく、それぞれの立場を踏まえた上で、紐解いていくことを目指します。
最新の情報もシェアいたしますので、ご参加いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
坂本 英城
作曲家・株式会社ノイジークローク代表取締役CEO。また、音楽出版社であるココカラ株式会社の代表取締役や、琉球フィルハーモニックオーケストラのゲーム音楽ディレクターも務める。
ゲームやアニメ、映画を中心に作編曲に携わり、担当作品数は200タイトルを超える。
積極的な話題作りやファンサービスを貫く姿勢は音楽とともに高く評価され2014年CEDEC AWARDS2014ではサウンド部門において個人で最優秀賞を受賞。
代表作:『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(メインテーマ「命の灯火」の作編曲)、『文豪とアルケミスト』、『討鬼伝』シリーズ、『タイムトラベラーズ』、『無限回廊』シリーズなど。
《講演者からのメッセージ》
作曲家として活動するかたわら、長年にわたり様々なゲーム音楽コンサートの主催および運営をおこなってまいりましたが、音楽を作ることと、出来上がった著作物を活用することという両方を日常的に経験してきた私のような立場はレアケースであることに気がつき、これまで蓄積してきたゲーム業界における音楽著作権とその活用のアイデアをお話しさせていただくことでお役に立てることがあるかもしれない、と考えました。
音楽著作権に関する最新のトピックや、ゲーム音楽の活用・運用の方法について楽しくわかりやすくお話をさせていただきたいと考えております。ご興味がございましたらぜひご聴講のほどよろしくお願いいたします。