スマートフォンゲームやその他ネットワークゲームでは、サーバーサイドでデータ変更するモデルが主流です。この手法では、データ変更の都度サーバーへ通信が走り、プレイヤー体験としてはベストではなくなります。
ヘブンバーンズレッドでは、プレイヤーが通信待ちのストレスを感じることがないプレイ体験を実現しつつ、セキュアでサーバ主導でもクライアント主導でもデータ更新できるハイブリッドな実装を実現しました。
本セッションでは、ヘブンバーンズレッドにおける新たなセーブシステムの導入に伴って得られた知見や課題を具体例を交えて紹介します。
講演者プロフィール
西田 綾佑
Wright Flyer Studiosでいろんな作品に技術から携わりつつ、今は横断的にがんばっています。
CEDECでの登壇は今年で6回目となりましたが、毎回新鮮な気持ちで挑んでいます。
今年はたくさん作品を出すことができたので、お話しできる機会があってとても嬉しいです。
今回は私が携わったスクリプトエンジンや、セーブシステムなどの開発でお話しさせていただきます。
よろしくお願いいたします!
《講演者からのメッセージ》
ヘブンバーンズレッドの事例について、Wright Flyer Studiosの取り組みをお話しできればと思っています。
今年もCEDECでみなさまと情報交換できるのを楽しみにしています。
お互い健康に気をつけて、ご安全に!
伊藤 一樹
モバイルゲームのクライアント、サーバー開発を経て、2020年グリー株式会社入社。
サーバーエンジニアとして運用プロダクトを経て、ヘブンバーンズレッドの開発に携わる。
自動化が好き。
《講演者からのメッセージ》
モバイルゲーム開発のあり方の一つとして、受講される皆様の知見になると思います。
Wright Flyer Studiosが積み上げてきた独自のセーブシステムについて、実際の開発事例を交えながら紹介いたします。