本セッションでは、プロジェクトを長期に安定的に運営していく際に直面する、
業務の属人化や担当者の異動によるリスクについて説明し、
「スキルマップ」を用いてプロジェクトの属人化の状況を可視化する方法を紹介します。
そして、可視化された状況に対して「モブワーク」を用いて属人化を解消する方法を紹介します。
また、実際に現場で実践した際に、苦労した点や得られた知見などスムーズに導入する際のtipsも紹介します。
講演者プロフィール
大久保 貴史
お客様によりよいサービスを提供するために、アジャイル開発の知見とプロジェクトマネジメントのノウハウを組み合わせて、仕組みを用いて自ら課題解決できるチームを作るための業務プロセス及び組織改善の支援を行っています。
新卒で都内のITベンチャーにゲームプランナーとして入社し、ゲームディレクターを経て2018年からフリーランスのゲームディレクター、PMとして活動しています。
現在は、アカツキゲームスにて大規模ゲーム開発のプロジェクトマネージャーとして業務に取り組んでいます。
《講演者からのメッセージ》
プロジェクトを一定期間に渡って運営していくと、日々の業務効率などは向上していく一方で、新たに『属人化』と呼ばれる課題に直面することがあります。
特に、属人化が意図しない形で進行すると、プロジェクトの運営に支障が出たり将来的に大きなリスクになることがあります。
今回はモバイルゲームの長期運営タイトルにて、プロジェクト内の『属人化』の解消に取り組んだ事例をご紹介し、みなさまに知っていただくことで、今後のプロジェクト運営における取り組みのヒントになれば嬉しく思います。