『グランツーリスモ7』開発におけるUSD活用事例

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日時:
2022年08月23日(火)13時30分〜14時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
USDの導入を検討している方 USDを使用したパイプラインの開発に興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
USDの基礎知識、USDを使用した環境構築の知識 USDをプロジェクトで導入するためのノウハウ
セッションの内容

Pixar社の開発したライブラリUSD (Universal Scene Description)は、
HoudiniやMaya、Blenderといった多くのツールでサポートされ、日本国内でもその名前を聞く機会が増えてきました。
しかし、具体的にどのようなことができるか、どのように導入を進めれば良いかはあまり知られていません。
本セッションでは、
・USDとはどのようなもので、使用することでなにができるようになるのか
・プロジェクトで導入するまでどのように開発を進めていったのか
・コース・クルマなどでのアセット製作での活用事例
以上3点を、『グランツーリスモ7』での実例を交えながら解説します。


講演資料

  • CEDEC2022_gt7_usd.pdf

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講演者プロフィール

安藤 恵美

安藤 恵美
所属 : (株)ポリフォニー・デジタル
部署 : パイプライン・ツールチーム
役職 : エンジニア

2019 年、ポリフォニー・デジタル入社。
『グランツーリスモ7』から開発に参加し、ツールパイプラインエンジニアとして
主にアセットビルドパイプラインの開発、アーティストのサポート等を担当。

Houdini18 発表イベント Houdini/SOLARIS で理解する USD 入門
Universal Scene Description Advent Calendar 2021 主催
など、USD の情報を日々発信しています。

《講演者からのメッセージ》
USDは非常に巨大で複雑なライブラリですが、その思想や豊富なAPIを理解することで、
従来だと開発が困難だったパイプラインを実現させることができる高いポテンシャルを持っています。
そのUSDが持つ魅力を少しでも多くお伝えできれば幸いです。