Web3はブロックチェーンという基盤技術を用いて、今後のデジタル分野を大きく変えていく可能性のある新たな分野です。
かつてMobageにおけるソーシャルとゲームの掛け合わせは、ソーシャルゲームという新たなムーブメントを巻き起こしましたが、
今話題となっているメタバース、NFT、ブロックチェーンの相互運用性(interoperability)によって、これまで以上に、ゲームはありとあらゆるもの、デジタルとフィジカルの垣根すら超え、無限の掛け合わせが可能となります。
昨年、株式会社ディー・エヌ・エーでは、横浜DeNAベイスターズの「PLAYBACK9(プレイバックナイン)」や川崎ブレイブサンダースの「PICKFIVE(ピックファイブ)」、Mobageのセトルリンからスタートした「NFTコレクション」など様々なブロックチェーン技術を活用したサービスをローンチしました。
株式会社ディー・エヌ・エーでは新しいデジタルの楽しみ方を主軸としてWeb3やNFT、メタバースの活用を検討しており、様々なアプリケーションとの相互運用性を軸として、Web3がどのようにゲームエンタメ分野に可能性をもたらすのかについて考えたいと思います。
講演者プロフィール
緒方文俊
2012年から株式会社ディー・エヌ・エーでMobageのシステム開発、リアルタイムHTML5ゲームタイトル開発、Cocos2d-xやUnityによる新規ゲームタイトル開発、ゲーム実況動画配信アプリの開発などサーバーサイドからクライアントまで幅広くエンジニアとして経験。2017年、フィンテック関連の事業開発をきっかけにブロックチェーンによるシステム開発をスタート。現在は、同社の技術開発室で、ブロックチェーン技術に関する研究開発、個人として外部顧問などの活動を行いながら、エンジニア目線での、日本におけるWeb3やブロックチェーン技術の普及・促進活動を行っている。「エンジニアがみるブロックチェーンの分散化と自動化の未来」を定期的に執筆中。
https://note.com/oggata/m/m8e413ae8b082
《講演者からのメッセージ》
Web3はブロックチェーンという基盤技術を用いて、今後のデジタル分野を大きく変えていく可能性のある新たな分野です。
かつてMobageにおけるソーシャルとゲームの掛け合わせは、ソーシャルゲームという新たなムーブメントを巻き起こしましたが、今話題となっているメタバース、NFT、ブロックチェーンの相互運用性(interoperability)によって、これまで以上に、ゲームはありとあらゆるもの、デジタルとフィジカルの垣根すら超え、無限の掛け合わせが可能となります。
言い換えれば、これまで世に存在しなかった、まったく新しいジャンルのエンターテイメントを生み出す可能性が無数に存在するわけで、デジタル分野における未踏の地への挑戦を日々行う我々にとって、これほどドキドキワクワク!するテーマはないのではないでしょうか。今回のセッションが、皆様にとって、まだ見ぬ新たなゲームのカタチをみつけるための手引き書となれば幸いです。