まだまだコロナ禍の影響が続く中、ますますゲーム業界においてはネットを通じた活動が重要な意味をもってきています。ですが不思議とゲーム実況がもたらす「効果」や「影響」についてはまだまだ語られていません。
本セッションでは過去に私が行ったセッションと同様に、ゲーム実況の歴史の振り返り、関連人物・組織紹介などを行いながら、様々な事例を通して得た「ゲーム実況の可能性」を私見も交え語っていきます。一例としましては、
・ゲーム実況の様々なメリット・デメリット
・ゲーム実況の歴史
・近年起きたゲーム実況に関する様々な事例(配信における課金・チア問題など)
・メーカー等「中の人」の関わり方
・ゲーム実況など様々な「ゲーム番組」の効果
・メーカー・実況者・ファン等が関わり合い生み出す自発的コミュニティのポジティブな影響
・「居場所」を作り、ゲームの「ご縁」を途切れさせない所が生き残る
等があります。
いち視聴者としてゲーム実況に長年接してきた立場だからこそ、私はゲーム実況がもたらすポジティブな力を信じています。
「ゲームに関わる人すべてが幸せになれる世界」
そのヒントがゲーム実況にはあります。
講演者プロフィール
中田 朋成
いち視聴者としてゲーム実況を楽しむ中、『NGC(ニコニコゲーム実況チャンネル)』との出会いを機にゲーム実況業界を分析的に見るようになり、独自に分析を進める。
その後CEDECの講演者公募を知り応募、過去2018年、2020、2021年と登壇。
また有志が運営に関わるゲームコミュニティ『NGC2』に参加。広報セクションマネージャーとしてゲーム実況イベントの企画運営や『東京ゲームショウ2016』へのブース出展などに携わった。
《講演者からのメッセージ》
私はゲームメーカーなどへの勤務歴はありません。
有名なゲーム実況者でもありません。
私に何かあるとすれば、誰よりもゲーム実況を楽しみ、ゲーム実況に救われてきた「観客」としての経験です。
何故こんなに「ゲーム実況のある暮らし」は楽しいのか、
それを考えていたらいつの間にかこうして登壇する事になりました。
是非みなさんと思いを共有し、みなさんと一緒に考えていけたらと思います。