多くのシリーズゲームが、続編を重ねるごとにユーザを減らしてしまう。
そんななか、なぜドラゴンクエストは、20年以上もユーザの支持を得続けているのか。
国民的ゲームと呼ばれるゲームの開発について、ドラゴンクエストIXの開発をベースに、中心メンバーによる解説を行う。
講演者プロフィール
堀井 雄二
1954年兵庫県生まれ。ゲームデザイナー。 早稲田大学第一文学部を卒業後、雑誌、新聞などのフリーライターを経て、1982年、エニックス(現スクウェア・エニックス)主催の「ゲームプログラミングコンテスト」入賞をきっかけにゲームデザイナーへの道を歩みはじめる。 1986年、シリーズ第1作目となる「ドラゴンクエスト」を発表。 以後、つねにゲーム業界の第一線で活躍している。 主な作品:「ドラゴンクエスト」シリーズ、「ポートピア連続殺人事件」、「いただきストリート」シリーズなど。
市村 龍太郎
1976年東京都生まれ。株式会社スクウェア・エニックス プロデューサー。
2000年4月に株式会社エニックス(現スクウェア・エニックス)入社。
同年に「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」のアシスタントプロデューサーを務め、以降、多数の「ドラゴンクエスト」シリーズ作品にプロデューサーとして携わる。
主な担当作品:「ドラゴンクエストIV」(プレイステーション)、「剣神ドラゴンクエスト」「ドラゴンクエストVIII」「ドラゴンクエストソード」「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」
藤澤 仁
1970年神奈川県生まれ。株式会社スクウェア・エニックス ディレクター。
1998年より堀井雄二氏のアシスタントとしてドラゴンクエストの制作に参加。
以降、「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」「ドラゴンクエストIV」(プレイステーション)、「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」にシナリオスタッフとして携わる。
「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」でバトルディレクターを担当。
「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」で、初のディレクターを務める。