エンジニアやアーティストと比べると、ゲームプランナーの職能には共通言語や体系的な知見が少なく、プランナーの新人研修において何を教えるべきなのか曖昧なところがあります。
ついつい教育担当者の経験に依存した内容が多くなってしまったり、企画書・仕様書・QAなどの実習作業がメインになったりなど、多くのゲーム会社が新人研修カリキュラムの作成に苦労されているのではないでしょうか。
本セッションでは、弊社の技術開発部門が2019年より取り組んでいる「ゲームプランナー新人研修のカリキュラム改革」の事例をご紹介し、「体系的で実践的なプランナー研修」を実現するための知見を共有いたします。
また、研修カリキュラムを作成する過程で行った「ゲームプランニングやゲームデザインに必要なスキルセットの整理・体系化」についても、いくつかの成果を共有できればと思います。
講演者プロフィール
知久 温
【略歴】
・2015年、パブリッシャー新卒入社。
・2016年より株式会社トイロジックに中途入社。
・レベルデザインチーフ、ルールメカニクス設計、アクションデザイン、PM、オンラインゲーム運営などを経験。
・技術研究部門に所属し、ゲームプランニングに関するナレッジ集積や新人研修カリキュラム作成などを担当。
・CEDEC2020にて『PERACON』殿堂入り。2021年には同審査員。
【関わった主なタイトル】
・ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(3DS)
・魂斗羅 ローグ コープス
《講演者からのメッセージ》
ゲームプランナーの専門技能って何だろう?
ゲームプランナーを教育するにはどうしたら?
そういった疑問に少しでもお答えできれば幸いです。
ぜひ皆さんの事例や経験もお聞かせください。
一緒にゲームプランニング業界を盛り上げていきましょう!