本セッションは2021年8月にサービス終了した美少女剣撃アクションゲーム『天華百剣 -斬-』の運営で得られた知見に基づきます。
運用型のスマートフォンゲームにとって「プレイヤーさんがそのタイトルの未来にどれくらい期待してくれているか」という状態は生命線であると考えています。
その最も本質的なものの1つともいえる「未来への期待」を、『天華百剣 -斬-』ではどのように醸成していたのか、具体的な方法を紹介します。
いわゆる「キャラゲー」でもあった『天華百剣 -斬-』は、大きく次の2つの側面から「未来へ期待」を提供していました。
①「キャラゲー×アクションゲーム」という側面に対する「未来への期待」
②「キャラクターコンテンツのIP」という側面に対する「未来への期待」
これら2つの側面に対して、どのように「未来への期待」を提供してきたか、具体的に紹介していきます。
なお、本セッションはCEDEDC2019で行なった「サービス終了寸前だったタイトルが、CMを使わずにDAUを増やして九死に一生を得たSNSプロモーション術」のその後をお伝えする内容でもあります。
https://cedec.cesa.or.jp/2019/session/detail/s5ca0b7d0e3310.html
講演者プロフィール
ナカムラ ケンタロウ
DeNA所属、右投げ右打ち。
ポジションはスマホゲームのP(プランナーとかプロデューサーとか)とマーケ担当です。
2013年にDeNA Games Osakaに入社。
複数のmobageタイトルや「戦魂」等にプランナーとして参加しました。
2017年11月より「天華百剣 -斬-」チームに所属し、2018年1月にDeNAに転籍。
2018年4月に2代目のプロデューサー就任し、2021年8月のサービス終了まで務めました。
現在は運用タイトルのマーケティングを担当しています。
CEDEC2019
「サービス終了寸前だったタイトルが、CMを使わずにDAUを増やして九死に一生を得たSNSプロモーション術」
noteでも「天華百剣 -斬-」の運営を通して得られた知見をシェアしています。
https://note.com/nakamura_kentaro
《講演者からのメッセージ》
CEDEC2019で講演させていただいた「サービス終了寸前だったタイトル」は、プレイヤーのみなさんをはじめ多くの方に支えられ、その後3年4ヶ月に渡ってサービスを続けることができました。
CEDEC2022では、その「天華百剣 -斬-」の運営において最も重要だと考えていたことをお伝えできればと思います。
スマホゲームをはじめ、さまざまな運用型コンテンツの何かの参考にしていただければ幸いです。