2020年12月にVRChatで開催されたソードアート・オンライン のVRライブイベントについて

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日時:
2021年08月25日(水)13時30分〜14時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
XRに興味のある方 体験の作り方や開発ノウハウに興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
最先端のVRライブイベントの開発ノウハウ
セッションの内容

2020年12月に開催したソードアート・オンライン Synthesis -The Period of Alicization Project-(以下「SAO」)は、VRChatで二日間行われたVRライブイベントです。
本プロジェクトは、SAOの世界を再現した空間の中で複数人のアバターとコミュニケーション(音声を含む)ができるだけでなく、様々なコンテンツ(遊び要素)が盛り込まれたイベントです。
企画概要から体験設計などの考え方や、ノウハウの共有をはじめ、VRChatでの開発ノウハウや注意点などを解説します。

以下、コンテンツ情報
・バーチャルスタジオからVRChatの空間を連携してリアルタイムに配信するイベント
・複数人のコミュニケーションを促すギミック
・SAOに登場するボスキャラクターをみんなで倒することのできる大人数VRバトル
・空間が音とシンクロするオーケストラ音楽イベント
・世界配信向けにVR空間へリアルタイムで翻訳が配信


講演資料

  • 【最新】CEDEC2021-ソードアート・オンラインのVRライブイベントについて_掲載用.pdf

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講演者プロフィール

天野清之

天野清之
所属 : 面白法人カヤック
部署 : 面白コンテンツ事業部
役職 : クリエイティブ・ディレクター/プロデューサー/映像作家/カヤックアキバスタジオCXO

映像会社で3DCG クリエイターとして映像制作の経験をした後、インタラクティブプログラマーとしてカヤックに入社。技術と表現を組み合わせたコンテンツ開発で様々な賞を受賞。世界的人気ゲームタイトルの大規模オンラインイベントの企画・開発、グラミーノミネートアーティストのVRミュージックビデオの監督および開発、「美少年探偵団」のエンディング映像の監督、マギアレコードの演出およびシェーダー開発などを担当。

《講演者からのメッセージ》
テクノロジーが多くの仕事を席捲する時代では、今まで重要視されていた事が価値として捉えられなくなります。論理感も今とは全く別のものとなり、“生きる”ということが常にバージョンアップされる新しい時代を迎えようとしています。僕らはXRという未知の領域を『面白く』捉え、未来のエンターテイメントを作るピースになれるよう日々努力しています。昨年開催したVRイベント「ソードアート・オンライン Synthesis -The Period of Alicization Project-」の経験をお話させていただくことで、XR分野への興味を持ってもらえれば嬉しいです。

松平恒幸

松平恒幸
所属 : 株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
部署 : マーケティング戦略本部 マーケティング戦略オフィス
役職 : チーフプロデューサー

企画プロデューサー。富士急ハイランド「絶望要塞3」、ソードアート・オンライン展「EX-CHRONICLE」、「VRデビルマン展」、「Dino Science 恐竜科学博」など、先端テクノロジーとコンテンツを生かしたエンタテインメントの企画多数。

《講演者からのメッセージ》
時代の要請で、オンラインでのイベントの需要が増えてきました。また、日本のコンテンツは海外での需要も多く、オンラインがそれを可能にしています。Synthesisはまさにその先駆けでした。