2021年6月にバンダイナムコエンターテインメントから発売された『SCARLET NEXUS』のサウンドについてのトークセッションです。
本セッションでは、シームレスなバトルへの移行におけるインタラクティブなサウンド表現など、
『SCARLET NEXUS』で実装されたサウンドについていくつかテーマを取り上げ、
ディレクション・制作・実装それぞれの視点からサウンドに対するこだわりをお話しします。
講演者プロフィール
柴田 修作
ゲーム機/スマートフォン向けミドルウェアの開発・サポートに従事。
現在は Unreal Engine 4 用 CRIWARE SDK の開発・進行管理を担当。
《講演者からのメッセージ》
これまで Unreal Engine 4 のアップデートと共に進化を遂げてきた CRIWARE SDK。この度は『SCARLET NEXUS』にて採用いただけました。
『SCARLET NEXUS』のサウンドについて開発者様方にお話をうかがいながら、タイトルの魅力と開発における知見を受講者の皆様へお届けする手伝いができればと思います。
中鶴 潤一
1997年、株式会社ナムコ(現在のバンダイナムコスタジオ)に入社後、
サウンドデザイナーとしてアーケード、コンシューマーゲーム等、様々な製品を担当。
代表的な製品である「SOULCALIBUR Series」では数多くの楽曲を作曲する一方、
サウンドティレクターとして、総合的なゲームサウンドデザインを手がけ、常に新しい表現手法にも積極的に取り組む。
また「ACE COMBAT Series」「RIDGE RACER Series」「Time Crisis2」「太鼓の達人」等、
幅広いジャンルに渡って楽曲を手がける。
『SCARLET NEXUS』ではサウンドセクションのマネジメントを担当。
《講演者からのメッセージ》
2019年に続いての講演となります。今回はCRI様のスポンサーセッションにて、『SCARLET NEXUS』におけるサウンド表現の拘りにおいてADX2をどの様に活用したのか、
また株式会社トーセ様と、どの様な役割分担で協業を行ったのかなど、幾つかの事例を元にご紹介できればと思います。
中村 雅人
2001年 トーセ入社
モバイル・遊技機のサウンド制作経験を経て現在はコンシューマーゲーム開発に携わっている。
山崎スタジオにて、サウンドチームの管理・マネジメントを担う傍ら、
ディレクション・サウンドプログラム・サウンド実装・作曲を担当。
『SCARLET NEXUS』では主に社内ディレクション・サウンドプログラムを担当し、若干数作曲でも参加。
《講演者からのメッセージ》
『SCARLET NEXUS』では、BNS様・弊社双方のサウンドに対する拘りをぶつけ合い、良い意味で昇華させる事が出来たと思っております。
サウンドコンセプトを実現可能な表現に落とし込み、どの様にCRIWAREを活用していったかなど、ご紹介出来ればと思います。