VRプロダクト開発ラウンドテーブル2021

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日時:
2021年08月24日(火)18時50分〜19時50分
形式: ラウンドテーブル(60分)
受講スキル:
・(ゲームに限らず)VRHMDを使った開発に従事している方、もしくは深い関わりを持つ方 ・できるだけハードウェアやゲームエンジンに依存しない議論を行います
受講者が得られるであろう知見:
・VRプロダクト開発の課題に対するヒント、情報 ・VRプロダクト開発に関する各社の取り組み事例
セッションの内容

本ラウンドテーブルは、主にVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)を用いたVRプロダクト開発に関する意見交換の場です。

背景として、VRを始めとするXRに関する情報交換はカンファレンスや小規模の勉強会を通して活発に行われていますが、各社で行っている現実的なプラクティスについてはあまり知られていない実情があるかと思います。本ラウンドテーブルでは業界の方が一同に介するこの機会を活用した意見交換を行うことが目的となります。時間が限られているため一つ一つのテーマについて深く扱うことは難しいと思いますが、普段の業務に活かせるヒントを得られる場にできればと思っています。

■ テーマの投稿について
事前にこちらのフォームより投稿をお願いします(〆切 8/15 23:59)。
https://forms.gle/RHMGH3hyaZx1kdgk9

例)
・マルチプラットフォーム対応について(プラットフォーム選定やSDKの切り分け、コントローラーの共通化、など)
・VRプロダクトにおけるCI(継続的インテグレーション)やQA(品質保証)の手法について
・チュートリアル・操作説明について

■ 進行について
1テーマ10分単位で5テーマを扱い、最後に振り返りをして終了となります。
提出して頂いたテーマと議事録は後日CEDEC Digital Libraryに公開予定です。

■ 交流について
ラウンドテーブルでの出会いを活用していただくため、セッション終了後にオンラインで参加可能な交流の機会を設ける予定です。



※本年はオンライン(ZOOM)でラウンドテーブルの議論、ワークショップへ参加いただけます。
参加を希望する場合は、受講パスをご購入のうえマイページの専用の申込フォーム(Googleフォーム)よりお申込みください。
なお、ラウンドテーブルの議論及びワークショップに参加せず、視聴のみの場合、専用フォームからの登録は不要です。
ラウンドテーブル・ワークショップへの参加方法は以下よりご確認ください。
https://cedec.cesa.or.jp/2021/koubo/session


講演資料

  • VRプロダクト開発ラウンドテーブル2021__1_.pdf

※資料のダウンロードにはログインが必要です。


講演者プロフィール

中地功貴

中地功貴
所属 : MyDearest株式会社

xRエンジニア / ゲームクリエイター / YouTuber
2013年頃からゲームエンジンなどを用いたPC/スマホゲームやVRコンテンツの開発を始め、個人開発やインターン、受託開発を通じて開発経験を積む。
2017年より株式会社サイバーエージェントに入社し、AbemaTV VRのリードエンジニアを務める。2018年10月より株式会社メルカリに入社し、xRに関する研究開発職に従事。2020年からはMyDearest株式会社にてVRゲーム『ALTDEUS: Beyond Chronos』の制作に参加している。
その他、個人開発や技術イベントの主催、専門学校の講師としても活動している。
Twitter:https://twitter.com/nkjzm
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCbOvT3tMVxqM9dtI5_iE-g

《講演者からのメッセージ》
VRプロダクトの開発に関する実践的な知見を共有する場として当ラウンドテーブルを提案しました!私自身も普段からVR開発に従事している立場で日々悩むことばかりで、同じような立場の方々と話してみたいというかなり個人的な動機の公募になります。

参加者の皆さんの協力があって初めて成立するセッションですので、ぜひ一緒に価値のある情報交換の場にしたいと思っています。興味がある方はお気軽にご参加いただければと思いますので、何卒よろしくお願いします!

古林 克臣

古林 克臣
所属 : 株式会社エクシヴィ
役職 : シニアソフトウェアエンジニア

VRが大好きです。2013年にOculus Rift DK1を入手して、個人でVR作品の制作やイベントでの展示をしていたらいつのまにか本業に。いくつかの商業制作を経て、2016年に株式会社ハシラスに参加、施設向けVRアトラクションの制作に関わりました。2019年12月より株式会社エクシヴィに入社、Oculus Quest版「AniCast Maker」の開発に参加。著書に「VRコンテンツ開発ガイド 2017」(共著)。XR Kaigi 2020にて登壇。ウェブページ「Unity + Oculus Quest 2開発メモ」著者。

《講演者からのメッセージ》
業務として長年(と言ってもいいでしょう。もう6年……)VR開発に携わってきました。特にここ1年半はOculus Questばかり触っていたので、Oculus Questにはそこそこ詳しいです! 2021年のVR開発の現状について、いくらか参考になるお話ができればと思います。

渡部 晴人

渡部 晴人
所属 : 株式会社ワイルドマン
役職 : 代表取締役社長

2012年にSony HMZ-T2とOculus Rift DK1クラウドファンディングの二択で迷いOculus Rift DK1を購入。2013年春から同人活動でVRゲームの開発を始めコミックマーケット・BitSummit・デジゲー博などのイベントで頒布・出展を行う。2015年から本職もVRに転向し、株式会社gumi、SHOWROOM株式会社を経て現職。
現在は株式会社ワイルドマンにて『パンツァードラグーンVoyage Record』の製作に従事。

《講演者からのメッセージ》
2012年8月にOculus Rift DK1のKickstarterが実施されて今年で9周年となります。その間にVRを用いたコンテンツも数多くリリースされ、日本国内に限ってもかなり知見が溜まっている時だと思います。CEDECの場でそういった知見の情報交換の場を作れれば幸いです。