20時間超の物語をVRで!『ALTDEUS: Beyond Chronos』の制作を支えた”Uranus”の制作過程と機能紹介

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日時:
2021年08月25日(水)11時20分〜12時20分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: コンシューマ PC モバイル
受講スキル:
・VRゲーム開発に興味がある方 ・小中規模での開発の流れに興味がある方
受講者が得られるであろう知見:
・VRゲーム開発に関する知見 ・長編物語作品の開発に関する知見
セッションの内容

2020年12月にリリースした『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: BC)』では、VR作品の中で珍しい20時間以上におよぶ長編の物語をフルボイスで体験できます。複数の3Dキャラクターがアニメーションしながら会話をする演出を一つ一つ作り上げる作業は途方もなく大変なのですが、"Uranus"というイベントエディタの存在によって効率的な開発を実現できました。

本セッションでは長編VR作品を支えた"Uranus"の内容を中心に、高い実在感を求められるVRの性質を踏まえてて考え抜いたアルトデウスBCの制作過程を余すことなく紹介します。


講演資料

  • altdeus_uranus_cedec2021.pdf

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講演者プロフィール

中地功貴

中地功貴
所属 : MyDearest株式会社

xRエンジニア / ゲームクリエイター / YouTuber
2013年頃からゲームエンジンなどを用いたPC/スマホゲームやVRコンテンツの開発を始め、個人開発やインターン、受託開発を通じて開発経験を積む。
2017年より株式会社サイバーエージェントに入社し、AbemaTV VRのリードエンジニアを務める。2018年10月より株式会社メルカリに入社し、xRに関する研究開発職に従事。2020年からはMyDearest株式会社にてVRゲーム『ALTDEUS: Beyond Chronos』の制作に参加している。
その他、個人開発や技術イベントの主催、専門学校の講師としても活動している。
Twitter:https://twitter.com/nkjzm
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCbOvT3tMVxqM9dtI5_iE-g

《講演者からのメッセージ》
長編VR作品を少人数のチームで作りきるために、エンジニアチームが考えたことを紹介します。基盤となる部分の解説は他の2人にお任せしつつ、私は主にCI回りやマルチプラットフォーム対応についてのお話をしたいと思います!

かなり盛沢山の濃い内容になると思いますので、よかったらぜひご覧ください。よろしくお願いします!

下嶋 健司

下嶋 健司
所属 : MyDearest株式会社

MyDearest株式会社所属のリードボードゲーマー時々プログラマー。
会社の人のOculus Rift DK1をレンタル(借りパク)してVR制作を始める。

University of DerbyのComputer Games Programming科卒業後シリコンスタジオ株式会社で3DSゲームの開発にプログラマーとして参加。その後N.E.E.Tになりギフトテンインダストリ様やファミ通様とVR x ボードゲームのゲームを企画・開発。2018年にMyDearestで『東京クロノス』の制作に参加し『アルトデウス: BC』に至る。

上記と合わせて裏でMax Neet Gamesとして自主制作も続け、赤字を叩き出し続けている。

《講演者からのメッセージ》
人数を考慮していかに効率よく作るか、どうやってメンバーと相談してツールの方向性を決めて行ったか、等の過程を紹介します。

もしVRアドベンチャーゲームの制作に興味があればこれが何かしらの役に立ち、色々面白いVRコンテンツが増えて行く手助けになれば幸いです。

増谷 海人

増谷 海人
所属 : MyDearest株式会社

MyDearest 株式会社に所属している放浪プログラマー。
幼少期よりプログラミングによるゲーム制作に興味を持ち、高校から大学時代にて個人制作のゲーム制作を経験。修士過程ではプログラミング教育とVRをかけ合わせたコンテンツの研究に着手した。
2018年にMyDearestで『東京クロノス』の制作に参加し、その後『ALTDEUS: Beyond Chronos』の制作にも参加。

《講演者からのメッセージ》
開発したゲームの基盤を動かした、チーム開発を考慮したシステムの構造をご紹介する予定です。この発表が何かしらのゲーム制作の手助けになると幸いです。