ゲーム品質の高度化に伴う開発期間の長期化やゲームエンジンでのビルド時間増加の現状に、BLUE PROTOCOLでは比較的先行して、ビルドパイプラインのクラウド化を行いました。
昨年行われたAWS Summit2020では、どのように行ったかを紹介させていただきました。
本セッションでは、視聴されていない方の為にAWS Summit2020の発表内容の概要と、構築から一年以上運用して出た課題や知見について発表します。
講演者プロフィール
大井 隆義
ジャンルやプラットフォームに囚われず幅広くゲーム開発に携わってきました。
2015年に株式会社バンダイナムコスタジオに入社し、
現在はBLUE PROTOCOLにてエグゼクティブテクニカルディレクターを務めています。
・過去講演
クラウドを使ったゲーム開発の効率化(ゲーム開発パイプラインのクラウド化)、AWSSummit2020
「リアルタイムデモfor PS3 〜GENJI -神威奏乱-、 Foulks SoulにおけるCGムービーメイキング〜」、CEDEC2007
《講演者からのメッセージ》
外部会社との連携はもとより、コロナ禍によるリモートワークによって開発環境のクラウド化の需要が高まりました。
BLUE PROTOCOLでは可能な個所から徐々にクラウドシフトを行っております。
その中で出た問題や、対策などが参考になればと思います。
吉田 卓哉
2012年より株式会社バンダイナムコスタジオに入社。開発支援ソフトウェアのサーバ構築・運用管理・ユーザーサポートを担当。ここ数年は開発環境をクラウド化することにチャレンジしています。
・過去講演
クラウドを使ったゲーム開発の効率化(ゲーム開発パイプラインのクラウド化)、AWSSummit2020
《講演者からのメッセージ》
オンプレミス環境をただそのままクラウド化するのではなく、クラウドサービスをうまく組み合わせることで今までより便利で省力化できる事を目指しました。構築だけにとどまらずクラウド化から長期間運用したことで見えてきた課題も共有します。