本セッションではゲームの開発者向けに多くのバックエンドサービスを提供するPlayFabをご説明します。データの保存、ユーザの認証、プッシュ通知送信といった基本的なゲーム内の仮想通貨、ストアの運用ができるBaaS機能に加えて、マルチプレイゲーム開発に便利な機能群(チャット、マッチメイキング、専用サーバーの立ち上げ)を全て説明します。国内外のタイトルの事例を通じて設計のコツもあわせてお話いたします。
講演者プロフィール
増渕大輔
大学時代に、Webで新卒採用向けの求人システムの導入開発をSPARCstation上のCGIで行い、その後、外資系ベンダーに就職し、SIerとしてチケット販売システムのデータベースやウェブサーバーな、ミドルウェアの構成検討や構築を行いました。
日本マイクロソフト転職後は、技術エバンジェリストとしてMicrosoft Azureの啓蒙、スタートアップ支援を担当、プリセールスエンジニアを経て、ゲーム業界に特化した活動に転身。ゲームの作成からリリース、運用までを技術サポートしています。CEDECは2018年以来の参加です。
《講演者からのメッセージ》
今回は、ゲームのバックエンドサービスである、PlayFab に集中して30分話します。最新情報というよりもPlayFab全体と始め方、考え方など基本的なところからはいります。オンラインゲーム、コネクテッドゲームを作りたい方向けです。短めですが、マルチプレイでもシングルプレイでもどちらでも役立つ内容にしたいとおもいますのでよろしくお願いします。