「CLIP STUDIO PAINT」はとことんカスタマイズできる優れた描き味のブラシツールや効率的に描くための機能群で、ビジュアルデザインの様々な場面で活躍するグラフィックソフトです。
本セッションでは、キャラクターデザインを担当されたイラストレーターLAM氏に「ALTDEUS: Beyond Chronos」のビジュアル制作ワークフローの紹介をいただきながら、
・コンセプトを体現させるため取り入れた表現上の工夫
・活用されたCLIP STUDIO PAINTのツール、設定
を解説していただきます。
「VR空間におけるキャラクター創り」において2Dイラストレーターがどのように関わっていったか、次元の壁を越えて活かされる「魅力的な」ビジュアル・キャラクターを生み出すメソッドをお聞きください。
講演者プロフィール
武田 暁雄
2011 年セルシス入社。『CLIP STUDIO PAINT』に関連するアライアンス業務を担当。
《講演者からのメッセージ》
CLIP STUDIO PAINT はジャンルの壁を越えて「描く」「塗る」「飾る」をサポートするグラフィックツールです。本セッションを通じて、2D/3Dの壁を越えて活かされる、キャラクターデザインの本源的な魅力をお届けできればと思います。皆様のご参加お待ちしております。
LAM
大胆かつポップな作風で注目を集める新進気鋭のクリエイター。
東京の美術大学を卒業後、ゲーム会社ATLUSで『ペルソナ5』などの制作現場を経てフリーのイラストレーターに。大学時代の友人とサークル「雷雷公社」として活動する他、『アーケードリズムゲーム WACCA』 (マーベラス)キャラクターデザイン、専門学校HALの2019年TVCMを制作などを手掛ける。
『ALTDEUS: Beyond Chronos(MyDearest)』では前作『東京クロノス』に続き、キャラクターデザインを担当。
《講演者からのメッセージ》
ゲームのキャラクターデザインは、媒体や市場、IPによってアプローチが千差万別です。
その中でも「VR」というジャンルでは、デザインアプローチが大きく変わってきます。
アルトデウスにおけるアートワークで大事にしている考え方や、キャラクターデザインという分野について具体的にお話しできたらと思っております。
柏倉 晴樹
MyDearest株式会社所属。『東京クロノス』監督。 CGアニメーターとして数多くのアニメ作品に参画。2014年11月に公開されたアニメーション映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』ではモーション監督を務めた。
『ALTDEUS: Beyond Chronos』および『東京クロノス』では作品全体のクリエイティブディレクターとして、これまでに無いVR表現に挑戦している。
《講演者からのメッセージ》
VRタイトルのキャラクターデザインについて、『ALTDEUS:Beyond Chronos』を例に、どうやって進めて作り上げていったかを、LAMさんと共にご紹介できればと思います。
VR初のオリジナルIPタイトルはまだ例があまり多くなく、今作で考えたポイント、悩んだポイントなど、同じように3DゲームやVRでタイトルを開発される方々の参考になれば幸いです。