ゲームの多様化・複雑化からプロジェクトの大規模化が進んでおり、これはコンシューマーだけでなくモバイルも例外ではない。大規模プロジェクトでの活躍には、システムやゲームプレイの実装といったハードスキルだけでなく、チームメンバーとの円滑な意思疎通のためのソフトスキルも必要となる。しかし、学生エンジニアは大規模プロジェクトでの経験がなく、これらを学ぶ機会が極めて不足している。
この課題を解決するため、Cygamesでは若手エンジニアの育成チームを立ち上げ、学生エンジニアに対するハードスキル・ソフトスキル習得の機会をCygamesでの就業予定を問わず提供している。
本セッションでは、この育成チームのノウハウを開示し、若手エンジニアが飛躍的にスキルアップできる育成方法を述べる。
講演者プロフィール
藤井 崇渡
2014年に新卒として株式会社Cygamesへ入社。
エンジニアとして、スマートフォン向け大型タイトルの立ち上げから運用までをメンバー・リーダー共に経験。
2019年に技術研修・育成チームへ合流し、ゲーム開発の経験を活かしながらCygamesの若手エンジニアの育成に取り組んでいる。
《講演者からのメッセージ》
当時の私自身も同じでしたが、社会人1,2年目の若手エンジニアは、経験が少なく知識も浅いため技術的な問題につまづくことがよくあります。そもそも大規模プロジェクトへの参加が初めてなので、チーム内の人間関係構築が上手くいかなかったり、コミュニケーションで苦労することも少なくありません。
本講演では、若手エンジニアが早期に大規模プロジェクトで活躍するためのCygames流の育成方法をご紹介します。
若手エンジニアの育成に興味がある方や、ゲーム業界に興味のある学生の方もお気軽にご参加ください。