食品会社でのアジャイル実践:何ができる?どこまでできる?

タグ:
日時:
2020年09月02日(水)15時30分〜16時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
アジャイルやスクラムの基礎知識(本を読んだことあるレベルでOK)
受講者が得られるであろう知見:
*食品会社での実践例 *経営観点からみたアジャイルの利点と難しさ *現場社員の実践とその成果
セッションの内容

2001年のアジャイル宣言から20年弱経ち、アジャイルという言葉は大分普及されました。
しかし、アジャイルの考え方やプラクティスに興味はあるけど、自分の現場で何からやればいいのかわからない、やり始めたけど上手くいっているのかわからないという悩みは誰しも持つものではないでしょうか。

このセッションではソフトウェアの現場で開発者・スクラムマスター・アジャイルコーチをしていた私が家業の食品会社に入社し、そこで実践してきた歩みをご紹介します。
食品会社・業界では、当然のことながら「アジャイル」を知っている人すら皆無ですし、そもそもITを活用する文化すらありません。一人からはじめ、3年が経ち、やってきたことと今の地点とそこから見えてきたものをお話したいと思います。

また、そのような実践を支えてくれている現場社員にも登壇いただき、経営で進める実践だけでなく、現場での実践とその成果の一部をお話させていただきます。

ターゲット
*アジャイルのプラクティスやスクラムを取り入れたいと考えている人
*すでに実践しているがうまくいっていない人
*アジャイルが経営にどう活かせるのか興味がある人

参考図書
* スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 (早川書房)
* SCRUM BOOT CAMP THE BOOK (翔泳社)
* アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント (翔泳社)


講演資料

  • 【cedec】20200902 .pdf
  • 20200902_CEDEC登壇資料_tomoyasu_ishii.pdf

※資料のダウンロードにはログインが必要です。


講演者プロフィール

石井 智康

石井 智康
所属 : 石井食品株式会社
役職 : 代表取締役社長

ソフトウェアエンジニアとして、コンサルティング会社にて大企業の基幹システムの構築やデジタルマーケティング支援に従事。2014 年よりフリーランスとして、アジャイル型受託開発を実践し、ベンチャー企業を中心に新規事業のソフトウェア開発及びチームづくりを行う。2017 年から祖父の創立した石井食品株式会社に参画。地域と旬をテーマに農家と連携した食品づくりを進めている。現在のライフスタイルに合った「豊かな食」のあり方を模索中。認定スクラムプロフェッショナル。アジャイルひよこクラブ幹事。

《講演者からのメッセージ》
アジャイルもITも全く知らない組織ではじめてきた歩みをご紹介したいと思います。参加者ご自身の歩みの糧としてもらえると嬉しいです。

池田真里

池田真里
所属 : 石井食品株式会社
部署 : 顧客サービス部 課題解決チーム
役職 : サブマネージャー

2011年石井食品に新卒入社。
管理栄養士×営業としてお客様の食の悩みに寄り添いながら、商品の提供をしてきました。
今まで、担当した販路は、百貨店、量販店、通販、高級スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど様々。
昨年より初めてBtoCの直営店担当となり、チーム一丸となって成長中です。

《講演者からのメッセージ》
チームで成果を出し、チームと共に成長することの重要さを経験談を踏まえ、お話させていただきます。