REALITYはリリースから2周年を迎えました。変化の速いVTuber業界において複数回の大型アップデートを重ね、サーバ構成の面でもより大きく複雑なアーキテクチャへ変化をとげています。当セッションではサービスの成長に伴い、急激に増えていくユーザや機能の負荷や課題を例に、安定稼働させる為の柔軟なサーバ構成に至るまでの変遷と具体的な対応事例についてお伝えいたします。
講演者プロフィール
鈴木 康士郎
大手ゲーム会社にてソーシャルゲームPF向けアプリケーション、iOS/Android向けゲームアプリケーションの開発に従事。
Unityアプリのフルスクラッチ開発からブラウザゲームのフロントエンド、DB/サーバ構成を含めたバックエンドの設計開発まで幅広く担当。
VTuberの可能性とエンターテイメント性に魅力を感じ、2018年にWrightFlyerLiveEntertainment入社。
現在は主にGCP関連のバックエンド開発を担当。
《講演者からのメッセージ》
プロダクトにおいて立ち上げ時やスケール時など各フェーズ毎に求められるスピード感や要件は異なると思います。
そのため、プロダクトの成長を見据え、初期から柔軟なサーバ構築をすることが望ましいです。
REALITYではGAEやGKEなどGCPの各サービスを利用した柔軟なサーバ構築とフェーズ毎に適切なチューニングを行うことで費用面や負荷分散、安定稼働を実現することが出来ています。
負荷対策やGCPのチューニングに興味のある方は是非お越しください。
増住 啓吾
2017年にGlossom株式会社に入社し、iOS/Android向けアプリの開発やデータ分析基盤の構築、広告ログ集計システムの開発・運用などを担当。
グループ内公募制度を利用し、2019年に株式会社Wright Flyer Live Entertainmentにジョイン。
Kubernates・Apache Beamなどを用いたREALITYプラットフォームのライブ配信基盤の開発を担当。
《講演者からのメッセージ》
サービスの安定稼働やスピード感ある機能開発、コスト面での対策やコミュニティの健全な運用など、プロダクトの成長に伴い技術的に解決すべき課題はいくつもあります。
本セッションでは、GCPのインフラ上で稼働するサービスにおいて、それらの課題にどのように対処したかの事例をお伝えできればと思います。