ボードゲームのゲームデザイン手法の類型と デジタルゲームへのフィードバック

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日時:
2020年09月03日(木)18時00分〜19時00分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
・ゲームデザインを行う方 ・ゲームデザインに興味がある方 ・ボードゲームに興味がある方 ・ボードゲームの知見をデジタルゲームに取り込みたい方
受講者が得られるであろう知見:
・ボードゲームのゲームデザイン手法 ・ボードゲームデザインのデジタルゲームへの活用方法 ・ボードゲームとデジタルゲームの特性の違いによる留意点
セッションの内容

本セッションでは、ボードゲームのゲームデザイン手法をいくつかの類型に分けて説明していき、
デジタルゲームのゲームデザインへ活用できる情報としてまとめます。

また、ボードゲームの細分化されたメカニクス (ゲームシステム) を例示し
組み合わせによる新たな体験を生み出す可能性について論じます。

さらに、デジタルゲームとアナログゲームの違いや留意点を考察し
相互にフィードバックをしやすくなるような知見を提示します。


講演資料

  • CEDEC2020_radiuthree_ボードゲームのゲームデザイン手法の類型とデジタルゲームへのフィードバック_FIX.pdf

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講演者プロフィール

中村 良

中村 良
所属 : ラディアスリー株式会社
役職 : 取締役副社長

ドリームキャストやPS2などのコンシューマ機でのプログラミングから始まり、その後フィーチャーフォンで3Dゲーム制作へとシフト。
途中、車業界のUI開発などを経て、ゲームを作りたい気持ちを抑えられずラディアスリーの設立に参加。
2017年からボードゲーム事業を始め、アナログとデジタルの両輪で活動を続けている。
2017年から国内最大のボードゲーム展示即売会「ゲームマーケット」に出展、2018年からはドイツで開催される世界最大級のボードゲーム展示会「SPIEL」にも出展。
アナログゲームではゲームデザインから製造発注、営業、プロモーションとなんでもこなし、代表作『FILLIT』はゲームマーケット大賞の歴史の中で唯一のアブストラクトでの優秀賞を受賞。

《講演者からのメッセージ》
近年はアナログゲームの視点からの講演も増えてきており、アナログゲームに興味を持たれている方も多いかと思います。
そんな中で、アナログ・デジタルの両方の開発経験を通して、見聞きしてきたことや考えたことを皆さんに多少でもフィードバックできればと思い、初めて講演する側になってみました。

・なるほどこんな考え方があったのか
・わかってる話だったけど、他にも同じことを考えている人がいて安心した
などなど、何かは持って帰ってもらえると思うので、気楽な気持ちで聞いていただければと思います。