本セッションでは、私たちのチームにおける心理的安全性に関する取り組みについて紹介します。CEDEC 2019にて発表しました「心理的安全性を高め「気づき」を尊重する生産性の高いチームを目指して ~ティール組織・マインドフルネスのチームへの導入の試み~」の続きの事例紹介となります。
チームの心理的安全性を高めることが生産性向上に繋がることから、「マインドフルネス」「ホラクラシー」「wevox」等の様々な施策を2018年度下半期より実施しております。
今回はこれまでに実施してきた施策をもとに、追加の調査を行い組織の心理的安全性を高めるために有効であろうと考えられた「OKR」と「コーチング」の導入とその効果について説明いたします。また、それらを今後どのように活かしていくかについてもお話いたします。
皆様のチームに活かすことのできる知見を一つでも持ち帰っていただければ甚だ幸いです。
講演者プロフィール
深澤 宏仁
2009年に株式会社サイバーエージェントにWebエンジニアとして入社。Webシステムのバックエンド構築、Androidアプリ開発、ログ分析基盤の構築・運用を経験しました。
2013年に株式会社バンダイナムコスタジオに入社し、主にスマートフォン向けソーシャルゲームのインフラ及びアプリケーションの構築・運用を担当してきました。
2018年頃から主にエンジニア向けの職場環境改善に興味を持ち、社内で様々な取り組みに挑戦しております。
《講演者からのメッセージ》
本講演は、昨年のCEDEC発表後から新たにトライした施策「OKR」と「コーチング」について、その導入経緯と現状の共有をするものになります。導入前と導入後で何がどのように変化したのか、この知見を是非皆様のチームにも役立てていただければ幸いです。
片岡 洋一朗
2010年にバンダイナムコゲームスに中途入社いたしました。
それ以前は、ゲーム開発会社でのコンシューマーゲーム・モバイルゲームの開発、IT関連の開発会社の起業、ファーストパーティーのゲームスタジオでのQAエンジニアなどを経験してまいりました。
分社・社名変更などありまして現在はバンダイナムコスタジオ所属となります。
サーバーエンジニアとして、業務用ゲームに関するバックエンドシステム、ソーシャルゲームのサーバー開発などを担当しました。
現在は、ソーシャルゲーム開発・運用業務において、主にQAチームの管理などを担当しております。
《講演者からのメッセージ》
IT技術の進歩は、会社の組織構造にも変化を迫ってきております。より生産性が高くより幸せに働ける会社の組織構造が、いままさに作り出されているのでは、と感じております。
昨年度に引き続きまして、より働きやすい職場を目指した取り組みを発表いたします。皆様の職場環境の改善に役立つ何かをお伝えできればと思っております。