データセントリックリギング:大量のリグアセットの作成、維持の方法

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日時:
2020年09月02日(水)16時45分〜17時45分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
リギングと(又は)コーディングの経験。
受講者が得られるであろう知見:
セッションの終わりには、リグアセットの作成と維持を最適化するためにリギングワークフローをどの様に整理するか、についてのしっかりとした理解が得られます。
セッションの内容

リグを定義する全てのデータをシリアル化し、各アセットリリース用にコンパイル、ビルドされるソフトウェアの塊としてリグを扱うことで、データセントリックリギングは、制作期間中の大量のリグアセットを作成、維持する上で非常に便利な方法を提供します。
それは又、アセットとパイプライン間でのデータの共有、交換、再利用を可能にします。例えば、ゲームアセットデータからの(への)プリレンダーアセットデータの再利用、あるいは全キャラクターリグ間でのデータの共有など。


講演資料

  • CEDEC2020_Data-Centric Rigging Japanese.pptx

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講演者プロフィール

ミケル・カンポス

ミケル・カンポス
所属 : anima Inc
部署 : 開発部(Development)
役職 : リギングスーパーバイザー(Rigging Supervisor

ミケル・カンポスは現在、株式会社アニマでリギングスーパーバイザー、そしてAutodesk Maya用のオープンソースのキャラクターリギング/アニメーションフレームワークであるmGearの管理者として働いている。彼は映画/テレビ/ゲームのリグ/パイプライン/ツールの開発者、又キャラクターテクニカルディレクターとしての専門性を備えており、20年以上にわたるリギング経験がある。

《講演者からのメッセージ》
自身のパイプラインでの沢山のアセットのリグ作成/管理/サポートに問題を感じていて、より良い仕組みとワークフローが必要であれば、データセントリックリギングに目を向けてみてください。それはメンテナンスと構成可能性が鍵となる、ソフトウェア開発に近いワークフローを提供しています。この講演のゴールはデータセントリックリギングのコアコンセプトとワークフローについてのしっかりとした基礎を伝えることです。

梅津尚子

梅津尚子
所属 : anima Inc.
部署 : 制作進行部(Production Management)
役職 : 通訳(Translator)

株式会社アニマで通訳者として働く梅津尚子はCG、ゲーム、ニュース、広告等の業界で15年にわたる翻訳/通訳の実務経験がある。

《講演者からのメッセージ》
自身のパイプラインでの沢山のアセットのリグ作成/管理/サポートに問題を感じていて、より良い仕組みとワークフローが必要であれば、データセントリックリギングに目を向けてみてください。それはメンテナンスと構成可能性が鍵となる、ソフトウェア開発に近いワークフローを提供しています。この講演のゴールはデータセントリックリギングのコアコンセプトとワークフローについてのしっかりとした基礎を伝えることです。