Ubisoftでは通常、プロジェクトマネジメント専任のメンバーを開発プロジェクトに配置して、大型ゲームの開発を進めます。本セッションでは、2017年リリースしたタイトル「South Park: The Fractured But Whole」のプロジェクト管理体制を例にとり、Ubisoft Osakaにおけるプロジェクトマネージャ(以下PM)の日々の仕事や、能率的なPMの働き方にスポットライトを当ててお話しします。PMの仕事について興味ある方はもちろん、複数拠点の開発管理の「日常」について関心がある方にも、参考になるのではないかと思います。
講演者プロフィール
星川 浩子
商社、教育施設などの他業種を経て、2015年にUbisoft Osaka株式会社入社。
「Gravity Falls Legend of the Gnome Gemulets」や「South Park: The Fractured But Whole」などのコンシューマーゲーム開発に携わり、プロジェクトマネジメント業務を担当。
《講演者からのメッセージ》
プロジェクトマネジメントと聞くと、専門の知識や経験が必要とされ、専任として就業するにはハードルが高い職種のように感じませんか?少なくとも私にとってはそうでした。
有難いことに私は、プロジェクトマネジメントの経験もゲーム業界の経験もないところから、PM業務に携わる機会を頂き、現在も引き続き勉強中です。
本セッションでは、過去4年間の経験からの個人的な見解ではありますが、PM業務においてどのようなことを行い、どのようなことに気を付けてきたのかを共有させて頂きます。特にゼロ知識・ゼロ経験からのファーストステップとして参考になればと思います。
また、PM業務はプロジェクトやチームのニーズによって柔軟性が求められ、正解は一つだけではないと思いますので、色々なケースでの意見交換ができたら嬉しいです 。