エースコンバット7 VRが実現したエースパイロット体験のひみつ

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日時:
2019年09月04日(水)13時30分〜14時30分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: コンシューマ
受講スキル:
VRタイトルに興味ある方、担当されている方
受講者が得られるであろう知見:
エースコンバットがVR酔いにどう対処したか 早期に問題を発見、対処するための環境整備
セッションの内容

エースコンバット7は、VRで困難なフライトゲームにおいて快適なパイロット体験を提供し、大好評をいただきました。
前VRタイトルであるサマーレッスンでは固定カメラで酔いへの対応が不要でしたが、今回はその対応と爽快感の共存が課題となりました。
本セッションではその難問をどう解決したかをお話します。


講演資料

  • ACE7_cedec2019_VR.pptx

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講演者プロフィール

山本 治由

山本 治由
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : CS技術本部 CS技術2部 CS技術4課

エースコンバット7ではリードVRエンジニアを務める。
2006年 バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコスタジオ)入社
入社以来、鉄拳、サマーレッスンを経て、エースコンバット7のVRモードの開発に携わる。

《講演者からのメッセージ》
「VRでフライトゲーム」と聞くと、大半の方は「楽しそう!」と思うと同時に、「酔いそう…」と思うことでしょう。
幸いなことにエースコンバットVRチームには知見を持ったメンバが揃い、この課題に正面から向き合うことができました。
この先VRでどのようなアクションが可能になるのか、非常に楽しみです。

夛湖 久治

夛湖 久治
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : CS第1本部 CS企画3部 CS企画6課
役職 : 係長

1994年に旧ナムコ(現バンダイナムコスタジオ)のアーケード用中大型機の企画セクションに入社。エアーコンバット22、トーキョーウォーズといったミリタリーモノから、機動戦士ガンダム戦場の絆といったモビルスーツモノに加え、アルペンレーサーシリーズ、ダウンヒルバイカーズといったスポーツ、ニンジャアサルトといったガンシューまで全般を作る。その後家庭用部門に移り、ソウルキャリバーV、ポッ拳といった格闘ゲーム、ナムコミュージアム、パックマンチャンピオンシップエディション2プラスといったオールドコンテンツまで幅広くを作る。なんでもできるが本人はナムコユニバース設定であるUGSF設定の番長と認識している。エースコンバット7-VRモードのディレクターをつとめた後、現在はエースコンバット7-DLCディレクター。

《講演者からのメッセージ》
アーケード用中大型機の制作経験、球面投影筐体のアーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』の制作経験を経て、今回PS VRで好評を得た『エースコンバット7』VRモードをどのような点を意識して作ったかを、VRエンジニア担当で『サマーレッスン』を作り上げた山本 治由氏とともに説明致します。