近年のモバイルゲームの進化にともない、シナリオの重要性は徐々に認識されるようになってきました。一方でシナリオ以外のフレーバーやカードコメントといった細かなテキストについては、あまり顧みられていないのが現状です。しかし物語を体験させるのは、シナリオのみにあらず。多くのカードやキャラクターが登場するモバイルゲームにおいて、フレーバーやシステムボイス等は世界観を伝える立派なツールになり得ます。また、ライトからヘビーまで多様なユーザーを相手にするモバイルゲームでは、Tips作成にも工夫が必要です。ここでは、モバイルゲームにおけるテキストを分類し、種類に応じた作成の仕方を実例を交えて解説します。
講演者プロフィール
坂本 正吾
1988年、コンピューターゲーム雑誌のライターとして文筆業開始。
1999年、大手コンシュマーADVタイトルにて、ゲームシナリオライターデビュー。
以降、フリーのシナリオライターとして数々の人気作品に携わる。
2017年1月より株式会社Cygamesに所属。
2018年4月、シナリオチーム・マネージャーに就任(現職)。
プレイングマネージャーとして現場の業務もこなしつつ、シナリオチーム全体の舵を取る。
《講演者からのメッセージ》
現場で発見した実践的なテキスト執筆テクニックを明快にまとめ、誰にでも応用できるよう伝えたいと思っています。
現職の方、これから羽ばたくライター職志望の方、ともに学び共有し合い、シナリオ&テキストの質を高めていきましょう!
気軽にお越しください。