ゲームアプリ市場の成熟に伴い、ゲームで求められる品質レベルは年々高まっています。
ソフトウェアは複雑化する一方で、十分なテスト期間を確保できないケースも見受けられます。
ブラックボックステストを人力のみで実施していくことに限界を感じることも少なくありません。
今話題の自動化は、効率的にテスト領域を拡張し、品質を高めることができる可能性のある手法の1つであると考えます。
本セッションでは、ブラックボックステストの品質向上への自動化活用事例と属人化排除のためのテスターへの技術教育の取り組みについてご紹介させていただきます。
講演者プロフィール
赤﨑 光
2013年にグリー株式会社入社。
入社後はGREE Platform関連アプリに対する審査に携わり、その後QAとして品質管理業務を担当。
現在は主にWebベースのゲームのテスト管理/改善業務や、テスト自動化による品質改善に従事。
《講演者からのメッセージ》
当セッションでは、Seleniumやロボットを用いて、Webベースのゲームやスマホ向けアプリ対象のテストを自動化した事例について、紹介させていただきます。
特にロボットを用いたテスト自動化の話は、ゲーム開発ではまだあまり聞くことがないケースのため、活用事例や導入の中で発生した課題をどのように解決したかなどをお伝えできればと思います。
奥泉 卓也
2018年6月にグリー株式会社入社、インフラエンジニアからQAに転身。
主にネイティブタイトルのQA業務や、自動化による業務効率化を担当。
《講演者からのメッセージ》
QAでどのような自動化ができるか模索した成果をお話しできればと思っています。
技術的な話よりも取り組みについての話がメインとなりますので、ご了承ください。