ゲームの開発/運営に必要なQAとは ~ QAの本質・課題・未来について語る ~

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日時:
2019年09月04日(水)14時50分〜15時50分
形式: パネルディスカッション(60分)
プラットフォーム: モバイル
受講スキル:
・ゲームアプリの開発、運営に関わったことがある方 ・品質管理に興味を持っている方
受講者が得られるであろう知見:
・変化するサービス環境に対応する、開発とQAの取り組み方 ・QAスペシャリストの確保と組織構築/運営の方法
セッションの内容

ここ数年でゲーム市場は大きく拡大し、開発様式も変化してきました。また、各ゲームに求められる品質も年々期待が上がってきています。プロジェクト内での各人の役割は明文化され、適切なチームで働くことが当たり前になってきました。
本セッションでは、チームで働く上での「QA」の取り組み事例を軸に、改めて「QA」とは何かを考え、その本質・課題・未来についてディスカッションします。


講演資料

  • 【共有】CEDEC2019_ゲームの開発_運営に必要なQAとは.pdf

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講演者プロフィール

堀米 賢

堀米 賢
所属 : グリー株式会社
部署 : Customer & Product Satisfaction部 Quality Managementチーム
役職 : マネージャー/シニアQA

検証の専門会社を経て2014年にグリー株式会社へ入社。
入社後は、GREE Platform関連のアプリの品質管理業務に従事し、
現在はシニアQAとして障害削減、QA効率化等を担当

《講演者からのメッセージ》
年々ゲームアプリの機能は複雑化し、開発期間中で不具合のリスクを取り除くことが困難になってきました。
また、ゲーム市場も大きくなったことで、人材の確保も容易ではありません。
本セッションでは、こうした業界の課題について各社での取り組みや見解をディスカッションしながらお伝えできればと思います。

小林 依光

小林 依光
所属 : KLab株式会社
部署 : 品質管理部 品質管理グループ
役職 : マネージャー

約10年にわたりデジタル家電のQAを担当後、2015年 KLab株式会社入社。
入社後はQA部門の体制作り、客観的データを活用した品質管理の推進など、幅広く品質管理の業務を担当。
ゲーム業界以外のQA部門との情報交換も積極的に行っています。

《講演者からのメッセージ》
オンラインでイベント追加形式のゲーム開発/運営はビジネスのスピードが非常に速い状況であり、そのQAは従来の取り組みだけでなく、不確実要素を関係者と一体となって排除することではないかと日々感じています。そんなQAチームに必要とされる人物像やスキルについてお伝えできればと思っております。

福永 裕幸

福永 裕幸
所属 : 株式会社ミクシィ
部署 : モンスト事業本部 開発室 QA1グループ
役職 : マネージャー

家庭用ゲームのハードやソフト、サービスに関する品質保証業務を経て
2016年に株式会社ミクシィへ入社。
主にスマートフォンゲームタイトルの運用、新規案件を横断しつつ
デバッグ、チーム作成/育成、関連部署/外部会社との取り纏めなどを担当。

《講演者からのメッセージ》
会社や各プロダクトの中で品質保証チームの在り方も様々です。
しかしそんな多様性ある中でも、共通する課題や理想が見えてくることもあります。

今回は各社の事例や現状を交えつつ、どう取り組んでいけばよいかをお話させていただき
開発チームと品質保証チームが1つのゴールに向かい、より良い相互作用を生むためへの
新たな気づきを生むお手伝いが出来ればと思います。

佐野 あゆみ

佐野 あゆみ
所属 : グリー株式会社
部署 : Customer & Product Satisfaction部
役職 : 部長

検証の専門会社を経て2012年にグリー株式会社の品質管理部へ。
プラットフォームやアプリの品質保証に関するKPI管理、テスターの育成など幅広く従事。
現在は、CS、QA、審査を統括する部長を担当。

《講演者からのメッセージ》
QAチームがどうあるべきかは、連携する開発チームの影響をうけて各社違いがあります。
日々変わりゆくゲーム開発の現場においてQAはどうあるべきか、また今後どうしていくべきか。
定期的にQA勉強会をしている3社の関係性をいかし、それぞれの考えを届けることができればと考えております。