REALITY「なりたい自分で、生きていく」リアルタイムライブでVTuberが活躍する舞台を作る現場の1年

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日時:
2019年09月05日(木)11時20分〜12時20分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: PC
受講スキル:
・VTuberの生配信の技術に興味のある方 ・赤外線、慣性式、光学式のモーションキャプチャーデバイスに触れたことがある方、興味がある方 ・モーションキャプチャーソフトウェアに興味のある方 ・VTuberの番組作りに興味のある方 ・リアルタイム3Dキャラクターによる生配信を行ってみたい方 ・VTuberのスタジオを作りたい方
受講者が得られるであろう知見:
・モーションキャプチャーデバイスに対する知識とコストパフォーマンス ・生放送を支える音響機器や映像機器の取り扱い ・スタジオ運営を通して学ぶホスピタリティの向上施策 ・VTuber番組のオペレーションの先行事例の把握 ・生放送におけるモーションキャプチャーの注意事項と実現可能なことの把握 ・各モーションキャプチャーデバイスの利点と欠点の把握 ・UE4 + iKinema LiveActionによるリターゲッティングの理解
セッションの内容

このセッションはVTuber専用ライブ配信アプリ「REALITY」の番組制作技術、VTuberがリアルタイムライブで活躍する舞台を作る「REALITY Studio」によるVTuber産業の技術開発の現場について、ライブデモを含めて紹介します。
 既存のゲーム等で利用されるモーションキャプチャとは異なるリアルタイムならではの難度、試験や評価・運用を行っている各種システムの課題と用途、独自開発のフェイシャルキャプチャーとフィンガーキャプチャーの仕組みと表現への活用、映像配信スタジオとしての品質向上手法、オペレーション開発と教育体制、VTuber産業を推進する上での重要なリスペクトなど、ノウハウ満載でお送りします。


講演資料

  • 【公開用】CEDEC2019 - REALITY「なりたい自分で、生きていく」 リアルタイムライブでVTuberが活躍する舞台を作る現場の1年.pdf

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講演者プロフィール

渡邊 匡志

渡邊 匡志
所属 : 株式会社Wright Flyer Live Entertainment
部署 : Presence Technology Group
役職 : シニアマネージャー

面白法人カヤックでコンテンツ開発に5年間従事し、2012年にグリー入社。聖戦ケルベロスや探検ドリランドのエンジニアを経て、2015年にGREE VR Studioの立ち上げに参画。複数のVRプロジェクトをリード。
現在はライブエンタテイメント事業にて、3Dキャラクターによるライブ配信事業に携わり、VR Studioで培った技術を生かしてVTuber専用配信スタジオを開発、運営しています。

《講演者からのメッセージ》
3Dキャラクターによるライブエンタメの表現について、松竹梅の松(最高峰)を目指せばキリがありません。
システムの安定性やコストパフォーマンス、将来性を考慮し、知識や技術、経験を積み上げていく方針で、1年間生配信番組を支えるスタジオを運営してきました。
365日積み上がった記録と最新情報を60分の講演にまとめますので、皆様のお役に立てれば幸いです。

高橋 悠

高橋 悠
所属 : 株式会社Wright Flyer Live Entertainment
部署 : Presence Technology Group
役職 : エンジニア

フィーチャーフォン向けのコンテンツ・ゲームエンジンの開発を3年。
スマートフォン向けゲームエンジン開発を9年。
並行して VR コンテンツ開発を 3 年。
2018年にグリー入社。ライブエンターテインメント事業にて、主にモーションキャプチャーを担当。

《講演者からのメッセージ》
経験値ゼロから毎日配信しているスタジオを安定稼働させるまでのお話をさせていただきます。

橋本 将宏

橋本 将宏
所属 : 株式会社Wright Flyer Live Entertainment
部署 : Presence Technology Group
役職 : 番組制作ディレクター兼テクニカルディレクター

1987年生まれ。福島県相馬市出身。神奈川県の大学卒業後、番組制作会社に就職。その後、株式会社ドワンゴに転職し、インターネットの番組制作と配信技術にハマる。2016年に株式会社AbemaTVに転職し、配信番組制作・技術のキャリアを重ねる。2018年冬にバーチャルの番組制作に惹かれ、株式会社Wright Flyer Live Entertainmentに入社。現在はRealityのテクニカルディレクターと番組ディレクターを努めている。

《講演者からのメッセージ》
- 単発の番組ではなく、同じスタジオで毎日配信される番組制作を運用していく、エッセンスが入っているかと思います。
- Realityの取り組みが後々にも残っていけるよう、スタジオでの悪戦苦闘が紹介できればです。

安川 貴志

安川 貴志
所属 : 株式会社Wright Flyer Live Entertainment
部署 : Presence Technology Group

出版業界からゲーム業界に転職して、Windows向けゲームエンジンやアーケードゲームの開発に従事。
現在はRealityスタジオにてUE4のエンジニアリングを担当し、歌番組「ぶいおん」の設計・開発チームのリーダー。

【最近の講演】
2014年CEDEC
・Androidで安定した動作を行うためのレンダリングエンジン設計、及び低消費電力化の必要性と測定機材について
・どこまで使えるMBaaS?ゲームで利用する注意点と効果について
2018年 SIGGRAPH Asia
・Real-Time Live!(Ikinema社と共同講演)

【執筆書籍・記事】
・Android Hacks(書籍・共著)
・Mac People紙

《講演者からのメッセージ》
VTuberプラットフォーム「REALITY」で配信されている歌番組「ぶいおん!」は、視聴者参加型の音楽ライブ番組です。
MC3名にゲスト最大4名、最大7名のVTuberによる生出演が可能で、トークシーンと歌唱シーンをリアルタイムに切り替え、現実の歌番組に近いカメラワークが多数実装されています。
視聴者(REALITY Avatar)が参加できる仕組みとして、観客席への抽選参加や出演者とのツーショット機能があり、VRMを活用することで実現しています。

これらをハードウェアやソフトウェアで実現する上での工夫や課題、運用で見えてきたことをお話しできればと思います。

白井 暁彦

白井 暁彦
所属 : グリー株式会社
部署 : GREE VR Studio Lab
役職 : Director

2004年 東京工業大学 知能システム科学 博士(工学) 。専門はVRエンターテインメントシステム、触覚技術、GPU応用、多重化ディスプレイ技術、プレイヤー体験の物理評価、国際連携。日本VR学会 IVRC実行委員・審査委員,フランスLaval Virtual ReVolution チェア。著書「白井博士の未来のゲームデザイン~エンターテインメントシステムの科学」、「WiiRemoteプログラミング」など。
デジタルハリウッド大学大学院 客員教授。2018年より「GREE VR Studio Lab」 Directorとして、 (1) VTuber関連技術のR&D促進, (2) 異業種R&D連携強化,(3) 業界振興・イノベーション型人材の支援発掘や育成中心に、世界に向けた発信活動を行っている。
Twitter @o_ob @VRStudioLab

《講演者からのメッセージ》
グリー株式会社にはVR関連の開発部門がいくつか存在し、VRエンタテインメントやVTuber技術の未来開発を担当するGREE VR Studio Lab、「なりたい自分で、生きていく。」をテーマにVTuber専用プラットフォーム『REALITY』を推進する 株式会社Wright Flyer Live Entertainment、そしてこの発表の中心となるグリー株式会社 開発本部 XR事業開発部があります。それぞれのチームは近い距離感で密接に学び合いながら各フィールドで真面目な開発を数多く実施しており、GREE VR Studio Labは未来開発・学術的な研究教育としてのラボの機能と、社会実装のための発信を力強く行うスタジオとしての機能もあり、それぞれのチームを刺激しています。

<セッション紹介>
■「宇宙x教育xVR=ちゃんと学べる体感サイエンスツアー「ありえなLAB」の挑戦
特にDirectorの原田 考多さん エンジニアの中でもキラッと光る仕事をする渡邉 賢さんのお仕事ぶりや経験はこの業界の将来のVR開発を見据える上で大変意義深いものと感じておりました。
このたび「せっかくなのでCEDECでお話してみては?」と相談し、実現に至りました。

■「REALITY『なりたい自分で、生きていく』リアルタイムライブでVTuberが活躍する舞台を作る現場の1年」
VTuber専用ライブエンタテインメントプラットフォーム「REALITY」を作っている株式会社Wright Flyer Live Entertainment (WFLE)社の現場のスタッフ"Presence Technology Group"による生々しい日々の経験を、特に開発を中心に凝縮してお送りします。VTuberの生配信技術に興味のある方、様々なモーションキャプチャーシステム、つよつよGPUの最適化、Unreal Engine 4、「ぶいおん」をはじめとする魅力的な番組作りに興味のある方、などに刺さる内容になっています。また「毎日配信」することで強まっていくのがWFLEの素晴らしいところです。きっと講演までにはさらに新しい最先端のトピックがご報告できると予測します。

以上2件、VRエンタテインメントとライブエンタテインメント開発の現在の最前線を共有できればと思います。
ご採択ありがとうございました!皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております!

共同研究・開発者

グリー株式会社
白井 暁彦