リアルタイムレイトレーシングの導入と最適化事例

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日時:
2019年09月06日(金)11時20分〜12時20分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: PC
受講スキル:
DXRなどのリアルタイムレイトレーシングAPIをこれから活用する/してみたいと考えている方。 基礎的なDirectX 12の利用経験がある方。
受講者が得られるであろう知見:
DXRの導入方法や、注意すると導入がスムーズになる点を得ることができます。
セッションの内容

本セッションでは、Microsoft DirectX Raytracing(以下DXR)によるリアルタイムグローバルイルミネーションの実装事例を題材に、DXRを既存の描画パイプラインに導入する際のノウハウをご紹介いたします。
まずDXRのパイプラインを確認した後、ラスタパイプラインとの共存方法や双方のリソースの活用方法について説明します。
そして実際にリアルタイムグローバルイルミネーションを実装するまでの過程を見ながら、発生した問題点とその解決方法や、最適化の手法をご紹介します。
最後に今回の実装を振り返りながら、課題の考察や他のアプローチについて検討を行い、まとめを行います。


講演資料

  • CEDEC2019_リアルタイムレイトレーシングの導入と最適化事例_配布用.ppsx

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講演者プロフィール

川名 勇気

川名 勇気
所属 : 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
部署 : 制作支援本部 技術開発部

2014年、株式会社コナミデジタルエンタテインメントに新卒入社。
3年ほどモバイル向けアプリのクライアントメインプログラムを担当。
その後、グラフィックスを中心としたVFX技術の開発とチームへの技術提供を行う。
現在は技術開発部の『描画エンジニア育成プロジェクト』メンバーの一人として今世代・次世代の描画技術の開発に従事。

《講演者からのメッセージ》
これからDXRを導入したいと考えている方に向けて、概念と実装方法を簡単にご理解いただけるよう努めます。
DXRは、センセーショナルに発表された機能ですが、パフォーマンスの観点からすると現状では扱いが難しい部分もあります。
どういった部分がパフォーマンス向上に繋がるのか、導入の際に得られた知見もご紹介させていただきます。