新規モバイルゲーム開発の際、アプリのバックエンドとして、旧来のLinux, Apache, MySQL, PHP (LAMP)を用いた構成の旧ゲーム用の実装から、Google Kubernetes Engine (GKE)を活用した構成に少ない手間で作り変えることに成功した。本セッションでは、実際のゲームのバックエンドに要求される複雑で多岐にわたる要件と、定期的な内容の追加・更新が必要なモバイルゲームの特性を、旧ゲームからの運用・開発の知見を活かした形でどのようにKubernetes に合わせ込んだかについて、実際にリリースされたゲームの事例として紹介する。
講演者プロフィール
泊 久信
PCパーツ販売、ハードウェア記述言語を用いたプロセッサ開発、ハードウェアトランザクショナルメモリの研究、産業史の研究、大学での特任研究員を経て、2016年SNK入社。モバイルアプリのインフラとコンシューマーゲーム開発に従事。
主な著書に「マザーボード写真集: A.D.2013編」がある。
《講演者からのメッセージ》
インフラを楽しく実践してます
中村 裕也
2005年住宅リフォーム系企業へ営業職として入社。半年後、社内情報システム部へ転属。ここからITのキャリアがスタート。
2006年Web系ベンチャー企業へ入社。本格的にサーバを学ぶ。
2012年BPO系企業へ入社。公官庁、上場企業をはじめ様々な業種のインフラ構築に従事する。
2016年SNK入社。モバイルアプリのインフラ開発運用に従事する。
2009年株式会社インプレスビジネスメディア主催「インストールマニアックス2009 Tetsujin64」においてMicrosoft賞を受賞する。
《講演者からのメッセージ》
ITインフラの仕事はすべての業種が見渡せます。
適材を適所にうまくはめ込むことがこの仕事の醍醐味で面白いところです。