国内外1100以上のゲームタイトルで採用された『CRI ADX』の後継ミドルウェアである、『CRI Audio』についてご紹介します。『CRI Audio』は、マルチコアプロセッサ搭載の次世代ゲーム機に最適な、統合オーディオソリューションです。 [内容] 1. 大量サウンドデータのハンドリング 2.マルチプラットフォーム対応 (Playstation_3, XBOX360, Windows) 3.エンジン音や歓声などのインタラクティブサウンドの実現 4.ロールオフカーブによるサウンドの演出 5.ストリーミング再生 6.サラウンドリバーブ、バイクアッドフィルタ、コンプレッサなどのデジタル信号処理 7.マルチコアによるサウンドシステム
講演者プロフィール
押見 正雄
早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、株式会社CSK総合研究所に入社。入社後、人工知能技術、マルチメディア技術の開発に従事し、SS、DCなどのゲームコンソールの開発に携わる。11年前より音声と映像のゲーム向けミドルウェアを開発、現在、本格的なマルチプラットフォーム展開を進めている。株式会社 CRI・ミドルウェアの取締役CTOに就任後は、開発・サポート・営業などミドルウェア製品の開発および販売をトータルに統括している。
受講者へのPR・メッセージ
ゲーム機の世代が変わり音声信号処理をすべてソフトで実現できる時代になりました。次世代サウンドツール『CRI Audio』をご紹介しつつ、次世代ゲーム機のサウンドの可能性を感じていただければと思います。より臨場感のあるハイクオリティなサウンドが求められているうえに、大量のサウンドデータをハンドリングしなければならず、サウンドクリエータにとっては大変な時代になってきています。効率よくサウンドを制作する手法やフレキシビリティの高いサウンドシステムについてご紹介したいと考えています。また、次世代ゲーム機でのサウンド制作やソフトウェアによるデジタル信号処理についてご理解いただけるかと思います。さらに、インタラクティブなサウンドの実現や3D空間におけるサウンド演出などについてもお伝えしたいと思います。