クロノスは、GDC2019にてOpenXR™0.90暫定仕様を公開しました。セッションではクロノス代表を務めるニール・トレベットが、仕様内容をはじめ、各企業のサポート状況、活発に行われているOpenXRフォーラムの活動内容を解説します。
講演者プロフィール
ニール・トレベット
ニール・トレベットは2001年のクロノス・グループ設立時から現在まで代表を務めているほか、NVIDIA社モバイル・エコシステム担当バイス・プレジデントとしての重責も担っています。
NVIDIA社入社以前、トレベットは3DLabs社でシニア・バイス・プレジデントを務めていました。
クロノス・グループへの参画以前は、Web3Dコンソーシアムの代表も務めていました。トレベットは、英バーミンガム大学から電子工学及びコンピュータ・サイエンスの学士号を取得しています。
《講演者からのメッセージ》
本セッションでは、2019年2月に暫定版仕様が発表されたOpen XRの最新情報をご紹介します。クロノス・グループは、Vulkanをはじめ各APIの仕様策定を行っています。その作業には、世界中のデベロッパはじめソフト・ハードウェア・メーカ各社からのフィードバックが不可欠です。本セッションが、日本の皆さまにとってクロノスAPIの仕様策定作業にご参加いただけるきっかけとなることを、願っております。
また、クロノス会員企業であるディジタルメディアプロフェッショナルが、プレゼンテーションの技術解説を行なう予定です。どうぞご期待ください。
大渕 栄作
大学院卒業後、大手半導体ベンダに入社し、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ・画像処理技術開発に従事。
2005年(株)ディジタルメディアプロフェッショナル入社後、3Dグラフィクスハードウェア開発に参画し、PICA、SMAPH-IPコアシリーズやSoC製品を開発。
また、Khronosグループにて、各ワーキンググループへの参加と共にOpenVGワーキンググループ議長としても活動。
《講演者からのメッセージ》
クロノス代表のニール・トレベットのプレゼンテーションを補足する形で、Vulkan, OpenXRなどグラフィックス、VR向けAPIの最新動向についてご紹介いたします。