バグを限りなくゼロにする方法

タグ:
日時:
2009年09月01日(火)13時30分〜14時30分
受講スキル:
バグに悩まされた経験のあるプログラマー、バグによるプロジェクト遅延に悩まされているマネージャーであれば誰でも
受講者が得られるであろう知見:
ゲーム開発における現実的なテスト技法
セッションの内容

昨今、ゲーム開発におけるバグによる納期遅れは深刻化しています。それはゲームがどんどん複雑化、大規模化していくのにも関わらず、デバッグ体制が以前と変わらない状態だからです。既に人海戦術におけるデバッグは破綻しつつあると言えるのではないでしょうか。

この問題に対処すべく、「ソフトウェアテスト」(以下テスト)の導入をお奨めするのが本講演の狙いです。

ゲーム制作現場においてテストと言うと
「テストを作るのが面倒くさい」
「テストシステムの導入が大変そう」
「マネージャーの理解を得られない」

というような声が聞こえてきます。 
そこで当セッションでは、現実的なゲーム開発において、どのようにテストを導入すればいいか、またどのようなテストが有効かを講演させていただければと思います。


講演資料

  • PG54.pdf

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講演者プロフィール

伊藤 周

伊藤 周
所属 : 株式会社セガ
役職 : AM R&D 2 プログラマー

【略歴】1973年神奈川県生まれ1998年名古屋大学大学院卒業 株式会社セガ入社
【過去の実績】主にアーケードゲームの開発に携わる
1998年 スターウォーズトリロジー
2000年 EA NASCAR ARCADE
2002年 頭文字D
2006年 アーケードカードゲーム

講師からのメッセージ

開発環境の改善は、今の日本のゲーム開発現場にとっては急務です。開発者、会社、ユーザー、全てがWin-Winになれる環境を作りましょう。